『徳島大学 教育・研究者情報データベース (EDB)』---[学外] /
登録内容 (EID=259420)
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○報道団体 (必須): | □ | (英) (日) 中日新聞北陸本社 (読)
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○メディア (必須): | □ | (英) (日) 北陸中日新聞2012年12月21日朝刊1面 (読)
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○組織 (推奨): | 1. | 徳島大学.大学院ソシオテクノサイエンス研究部 (2006年4月1日〜2016年3月31日)
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| 2. | 徳島大学.地域創生センター (2007年4月1日〜2019年3月31日)
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| 3. | 徳島大学.環境防災研究センター.防災科学部門 (〜2017年3月31日)
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○報道対象 (必須): | 1. | 上野 勝利 ([徳島大学.大学院社会産業理工学研究部.理工学域.社会基盤デザイン系.防災科学分野]/[徳島大学.理工学部.理工学科.社会基盤デザインコース.防災科学講座]/[徳島大学.人と地域共創センター])
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| 2. | 高原 利幸 ([金沢工業大学])
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○カテゴリ (必須): | □ | 研究
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○題名 (必須): | □ | (英) (日) 高精度 安価な水分計 土砂崩れ 危険性判定
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○要約 (任意): | □ | (英) (日) 民家の裏山測定に 金大助教ら開発 大雨による土砂崩れの危険性を判断するため,地盤に含まれる水の量を測る新方式の水分計を上野勝利徳島大准教授,高原利幸金沢大助教らのグループが開発した.既製品に比べ安価で精度が高く,一般家庭での利用を視野に入れる.民家の裏山の水分量を常時測定し,万一の土砂崩れに備えることが可能になりそうだ.(大森雅弥) グループが開発したのは静電容量式水分計.水と土では電気をためる量(静電容量)が大きく違うことに目を付け,二本の電極を土の中に差し込み,土に含まれる水の量を測る.測定誤差をなくすため,非常に短い時間で複数回測定して平均を出すなど独自の方式をとる. 既製の水分計は電磁波を使う方式が主流で一台十万円を超えるのに対し,新方式は測定部分が安価な電線で済むため数万円での販売が可能.計器を土の中に入れる際も,高額なボーリングは必要ない. 性能面でも,既製品は農業用が主流ということもあり,地盤の水分量が多いとうまく測れないのに対し,新方式は精度が高く,土砂崩れの判定に向いているのが特徴だ. グループは二〇〇九年十月,国土交通省北陸地方整備局の協力で富山市内の熊野川左岸堤防に水分計を設置し,安定して測れることを確認した.水位計としても使えるため,〇九年三月からカンボジアのアンコールワットのお堀や池で利用されている. 日本国内にある土砂災害の危険箇所は五十二万を超える.石川県には四千二百六十三カ所,富山県に四千四百五十九カ所あるが,個々の箇所について土砂崩れの危険性を判断するシステムはできていない.水分計でデータが得られても,いつ,どうなれば土砂崩れが起きるかは判断が難しく,行政が二の足を踏むためだ. 高原助教は商品化に協力する企業を探しているといい「土砂崩れこそ市民が自らの命を自らで守る姿勢が必要.新方式の水分計が役立てばいい」と話している.
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○年月日 (必須): | □ | 西暦 2012年 12月 21日 (平成 24年 12月 21日)
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○備考 (任意): |
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