○種別 (必須): | □ | 工学部•昼間 (授業概要)
| [継承] |
○入学年度 (必須): | □ | 西暦 2011年 (平成 23年)
| [継承] |
○名称 (必須): | □ | (英) Enzyme Technology (日) 酵素工学 (読) こうそこうがく
| [継承] |
○形態 (不用): | 1. | 講義
| [継承] |
○コース (必須): | 1. | 2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]
| [継承] |
○担当教員 (必須): | 1. | 辻 明彦
| [継承] |
○単位 (必須): | □ | 2
| [継承] |
○目的 (必須): | □ | (英) (日) 酵素は,生体内で特定の化学反応を制御する触媒であり,多くの酵素によって複雑な代謝反応が調節されている.そのため,酵素やその阻害剤は医薬,検査用試薬としての活用が期待されている.また細菌や古細菌には,哺乳類では考えられないような化学反応を触媒する酵素も存在し,化学,食品工業や環境浄化での利用が期待されている.この講義では,酵素を化学的な改変方法ついて,基本的原理と方法論を理解させることを目的とする.
| [継承] |
○概要 (必須): | □ | (英) (日) 前半は,酵素学の復習,医薬としての酵素と阻害剤,産業用酵素の利用について講述する.後半は,酵素の分離精製法,化学的手法を用いた改変技術,固定化酵素の利用,ペギレーション酵素の利用について,実例をあげながら説明する.
| [継承] |
○キーワード (推奨): | 1. | (英) (日) 機能改変 (読) きのうかいへん
| [継承] |
| 2. | 酵素 (enzyme)
| [継承] |
| 3. | (英) (日) 阻害剤 (読) そがいざい
| [継承] |
| 4. | (英) (日) 固定化酵素 (読) こていかこうそ
| [継承] |
| 5. | (英) (日) ペギレーション (読) ぺぎれーしょん
| [継承] |
○先行科目 (推奨): | 1. | 生化学1 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/生化学1])
○必要度 (任意): | □ | 1.000000
| [継承] |
| [継承] |
| 2. | 生化学3 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/生化学3])
| [継承] |
| 3. | 生体高分子学 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/生体高分子学])
| [継承] |
| 4. | タンパク質工学 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/タンパク質工学])
| [継承] |
○関連科目 (推奨): | 1. | 生化学2 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/生化学2])
○関連度 (任意): | □ | 0.500000
| [継承] |
| [継承] |
| 2. | タンパク質工学 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/タンパク質工学])
| [継承] |
| 3. | 細胞生物学 ([2011/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]]/->授業概要[2010/細胞生物学])
| [継承] |
| 4. | 酵素学特論 ([2011/[徳島大学.先端技術科学教育部.環境創生工学専攻.生命テクノサイエンスコース]/[博士前期課程]]/->授業概要[2010/酵素学特論])
| [継承] |
○要件 (任意): | □ | (英) (日) 生化学1,2,3,生体高分子学,タンパク質工学を受講していること.
| [継承] |
○注意 (任意): | □ | (英) (日) 予習および復習を行い,学修に役立つ講義ノートを作成すること.酵素に関する英語の資料を配布するので,専門英語に親しむこと.質問は,オフィスアワーまたは講義終了後に受け付けるので,不明なままで放置しないこと.
| [継承] |
○目標 (必須): | 1. | (英) (日) 酵素およびその阻害剤の有用性について,理解する(授業計画1-8による).
| [継承] |
| 2. | (英) (日) 酵素の化学的機能改変方法について理解する(授業計画10-14による).
| [継承] |
○計画 (必須): | 1. | (英) (日) 講義の説明と酵素工学概論
| [継承] |
| 2. | (英) (日) 酵素の利用状況
| [継承] |
| 3. | (英) (日) 酵素の基本的性質の復習
| [継承] |
| 4. | (英) (日) 膜結合酵素としての受容体と抗がん剤の開発
| [継承] |
| 5. | (英) (日) 酵素の抽出方法と精製法(熱処理,硫安分画)
| [継承] |
| 6. | (英) (日) 酵素のイオン交換カラムクロマトグラフィー,ゲルろ過クロマトグラフィーによる精製法
| [継承] |
| 7. | (英) (日) 酵素の疎水クロマトグラフィー,アフィニティークロマトグラフィーによる精製法
| [継承] |
| 8. | (英) (日) 産業用酵素と医療用酵素に要求される純度
| [継承] |
| 9. | (英) (日) 中間試験(到達目標1の一部評価)
| [継承] |
| 10. | (英) (日) 化学的改変方法概略と固定化酵素
| [継承] |
| 11. | (英) (日) 酵素の架橋反応と限定分解,糖鎖修飾
| [継承] |
| 12. | (英) (日) ペギレーションによる酵素改変
| [継承] |
| 13. | (英) (日) PEG化アスパラギナーゼの特性1(血中半減期の延長)
| [継承] |
| 14. | (英) (日) PEG化アスパラギナーゼの特性2(免疫学的性質)
| [継承] |
| 15. | (英) (日) 中間試験2(到達目標2の一部評価)
| [継承] |
| 16. | (英) (日) 期末試験(到達目標1,2一部評価)
| [継承] |
○評価 (必須): | □ | (英) (日) 到達目標の達成度はそれぞれ2回の中間試験(20点,2回で計40点)と期末試験(60点)で評価する.2回の中間試験と期末試験すべて60%以上の評点が必要である.到達目標1,2の評価点の合計を最終成績とする.ただし,出席率80%以上(12回以上の出席)を期末試験の受験資格とする.
| [継承] |
○JABEE合格 (任意): | □ | (英) (日) 成績評価と同じ.
| [継承] |
○JABEE関連 (任意): | □ | (英) (日) 本学科教育目標(C),(D)に対応する.
| [継承] |
○対象学生 (任意): | □ | 他学科学生も履修可能
| [継承] |
○教科書 (必須): | 1. | (英) (日) 資料を配布する
| [継承] |
○参考資料 (推奨): | 1. | (英) (日) 酵素テクノロジー 上島孝之著 幸書房
| [継承] |
| 2. | (英) (日) 酵素応用のはなし 軽部征夫著 日刊工業新聞社
| [継承] |
| 3. | (英) (日) 化学修飾最前線(タンパク質ハイブリッド)稲田佑二ら編集 共立出版
| [継承] |
| 4. | (英) (日) 学習に役立つWeb site: タンパク質データベースSwiss-Prot http://peds.oxfordjournals.org/cgi/reprint/10/9/985, タンパク質立体構造データバンクPDB http://www.rcsb.org/pdb/home/home.do
| [継承] |
○URL (任意): |
○連絡先 (推奨): | 1. | 辻 明彦
| [継承] |
○科目コード (推奨): |
○備考 (任意): | 1. | (英) (日) 原則として再試験は実施しない.
| [継承] |
| 2. | (英) (日) 授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である.
| [継承] |