○種別 (必須): | □ | 総合科学教育部(授業概要)
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○入学年度 (必須): | □ | 西暦 2010年 (平成 22年)
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○名称 (必須): | □ | (英) (日) 比較地域史特論B (読) ひかくちいきしとくろん
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○コース (必須): | 1. | 2010/[徳島大学.総合科学教育部.地域科学専攻]/地域創生分野/[博士前期課程]
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○担当教員 (必須): | 1. | 葭森 健介
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○単位 (必須): | □ | 2
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○目的 (必須): | □ | (英) (日) 「地域」という言葉については様々な定義がされる.特にアジアにおいては「地域」は空間的広がり(実態概念)と共に,人的結合を考えるための方法概念としてとらえられてきた. 中国史研究における「地域」の概念を「共同体」「基層社会」との位相を理解し,アジア社会おける「地域」社会の実態とその子生ずる人的関係の持つ意味を考察し,地域社会の中で人間が生きるということの意味を自覚し,将来の人類社会のあり方を考える態度を身につけることを目標とする.
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○概要 (必須): | □ | (英) (日) 東アジアの地域社会・基層社会の構造的特質を歴史的観点から明らかにし,その血縁的・地縁的共同性が果たす役割について考察する. 特に東アジアの前近代社会の地域社会に見られる特徴から,伝統的な血縁・地縁の持つ意味を他地域との比較しつつ考察し,地域社会の伝統的人間関係が地域創生に果たす役割について,従来の研究史をふまえると共に,資料の分析を通じ,その歴史的役割,近現代社会との関わりについて講義する.
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○キーワード (推奨): | 1. | (英) (日) (読) アジア
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| 2. | (英) (日) 地域社会 (読)
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| 3. | (英) (日) 基層社会 (読)
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| 4. | (英) (日) 共同体 (読)
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○先行科目 (推奨): |
○関連科目 (推奨): |
○注意 (任意): |
○目標 (必須): | 1. | (英) (日) アジアの地域社会の力が歴史に果たした役割とこれからの時代を切り開くためのキーポイントとなっていることを理解し,考える力を養う.
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○計画 (必須): | 1. | (英) (日) アジア史における「地域」の視点
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| 2. | (英) (日) 谷川共同体論が目指したもの
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| 3. | (英) (日) 1981中国史シンポジウム「地域社会の視点」の意図と内容
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| 4. | (英) (日) 「基層社会」の提起-シンポジウムでの葭森のこだわり
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| 5. | (英) (日) 氏族共同体の崩壊と東洋的ディスポティズムの成立
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| 6. | (英) (日) 後漢における豪族の領主化と共同体冀求運動
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| 7. | (英) (日) 「清簡」と「威恵」-地域社会をふまえた国家の再生とは
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| 8. | (英) (日) 「吏民」から「士庶」へ-一元的国家支配と地域の自治の関係
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| 9. | (英) (日) 唐宋変革と地域社会
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| 10. | (英) (日) 民衆反乱の構図-地域社会における古代中世的抵抗と近世的抵抗
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| 11. | (英) (日) ウェスタンインパクトと地域社会
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| 12. | (英) (日) 東アジアにおける地域社会の位相-中国と日本
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| 13. | (英) (日) アジア的共同体と西洋の共同体-共同性の力とは
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| 14. | (英) (日) 歴史から見た現代の地域社会
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| 15. | (英) (日) 期末試験
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| 16. | (英) (日) 期末総括討論-地域社会の未来を考える
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○評価 (必須): | □ | (英) (日) 学期末試験とレポートを総合的に評価する
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○再評価 (必須): | □ | (英) (日) 原則としてしない
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○教科書 (必須): | 1. | (英) (日) なし.授業中に資料を配付
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○参考資料 (推奨): | 1. | (英) (日) 葭森「『地域社会の視点』・『共同体論』・基層社会』」(『名古屋大学東洋史研究報告』25号)をあげておく
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○URL (任意): |
○連絡先 (推奨): |
○科目コード (推奨): |
○備考 (任意): |