○種別 (必須): | □ | 薬学部 (授業概要)
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○入学年度 (必須): | □ | 西暦 2008年 (平成 20年)
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○名称 (必須): | □ | (英) Medicinal Polymer Chemistry (日) 医薬品高分子化学 (読) いやくひんこうぶんしかがく
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○形態 (必須): | 1. | 講義
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○コース (必須): | 1. | 2008/[徳島大学.薬学部.創製薬科学科]/創製薬科学科/[学士課程]
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○担当教員 (必須): | 1. | 嶋林 三郎
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○単位 (必須): | □ | 1
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○目的 (必須): | □ | (英) (日) この講義では,医薬品など医療に関与している高分子について,総合的な知識を習得する.インスリンのような薬理作用を持つ高分子量医薬品,ポリビニルピロリドンのような薬理作用は持たないが製剤添加物として用いられる高分子,人工血管のような生医学用高分子材料,輸液のバッグや使い捨ての注射筒のようなプラスチック類,医薬品徐放化製剤の基材としての高分子ゲル,診断薬としての高分子ラテックスなど,高分子あるいはプラスチックの医療分野への貢献は大きい. この講義では,高分子と低分子の違いあるいは高分子固有の特徴,高分子の分類・合成・加工,合成高分子と生体高分子,高分子電解質の特異性とDonnan 平衡,高分子の用途,分子量分布と平均分子量,高分子の溶液物性( 粘度と拡散),ゲルと高分子ラテックス,DDS への応用,プラスチック容器と医用高分子材料,JP 収載高分子,一般試験法の対象となるプラスチック等について学習して,高分子とプラスチックの概念を把握する.
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○概要 (必須): |
○カリキュラム関連 (必須): | □ | (英) (日) 薬学モデル・コアカリキュラムC-16-(1) およびC-1(4) に相当
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○キーワード (推奨): |
○先行科目 (推奨): |
○関連科目 (推奨): |
○注意 (推奨): | □ | (英) (日) 薬学の研究領域は幅広いが,物理化学の基本原則を知っておくと,どの分野の研究に携わるにしても理解が容易となる.この「医薬品高分子化学」の講義を理解するには基礎的な物理化学的知識を必要とする.しかし,わずかの基本的な原理を把握さえすれば全体が見渡せるようになっている.物理化学系の教科書や講義では式と図がたくさん出てきて困惑することが多いかもしれないが,これらを読み取るコツさえ分かれば理論式も概念図もこわくはない.「医薬品高分子化学」を学習して,図も理論式も全部征服できる自信を持てるようになろう.製剤学1,製剤学2とあわせれば,製剤学あるいは製剤物理化学といわれる分野全体を十分に広く学習したことになる.
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○目標 (必須): | 1. | (英) (日) 高分子とは何か
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) 高分子と低分子の相違点と高分子固有の特徴を説明できる.
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| 2. | (英) (日) 高分子の合成・加工について概説できる.
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| 2. | (英) (日) 高分子の分類
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) 合成高分子と生体高分子を列挙できる.
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| 2. | (英) (日) 高分子を分類してその用途を説明できる.
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| 3. | (英) (日) 高分子のCharacterization
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) 分子量分布と平均分子量を説明できる.
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| 2. | (英) (日) 高分子の溶液物性( 粘度と拡散) を説明できる.
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| 4. | (英) (日) 高分子電解質
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) 対イオンの電離と電離平衡を説明できる.
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| 2. | (英) (日) Donnan 平衡が説明できる.
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| 5. | (英) (日) ゲル,ラテックス,プラスチック
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) ゲルの特性と応用を説明できる.
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| 2. | (英) (日) ラテックスとその応用について説明できる.
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| 3. | (英) (日) DDS への応用を説明できる.
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| 4. | (英) (日) プラスチックの生医学用高分子としての利用について,概要を説明できる.
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| 6. | (英) (日) 日本薬局方との関連
○小目標 (任意): | 1. | (英) (日) 医療用プラスチック容器等のJP 一般試験法による規制について,その意義を説明できる.
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| 2. | (英) (日) JP 収載の高分子の例を挙げて,用途などを説明できる.
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○計画 (必須): | 1. | (英) (日) 上記到達目標に従い講義を進める,講義回数は到達目標の内容により異なる.
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○評価 (必須): | □ | (英) (日) 試験で評価する.
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○再評価 (必須): | □ | (英) (日) 実施する.
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○教科書 (必須): | 1. | (英) (日) 嶋林三郎編集「製剤への物理化学」(廣川書店)を中心にして講義する. このほかにも,授業時に補足資料を配布する予定.
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○URL (任意): |
○連絡先 (推奨): | 1. | (英) (日) (研究室)薬学部・製剤設計薬学研究室(本館5階) (Eメールアドレス)saburo@ph.tokushima-u.ac.jp (読)
○オフィスアワー (推奨): | □ | (英) (日) 講義開催曜日の12:00-13:00
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○科目コード (推奨): |
○備考 (任意): | 1. | (英) (日) 平成21年度以降に開講予定
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