○種別 (必須): | □ | 総合科学部 (授業概要)
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○入学年度 (必須): | □ | 西暦 2006年 (平成 18年)
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○名称 (必須): | □ | (英) (日) ヨーロッパ地域研究特論 (読) ヨーロッパちいきけんきゅうとくろん
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○コース (必須): | 1. | 2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.文化情報サブコース]/[学士課程]
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| 2. | 2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.哲学·思想サブコース]/[学士課程]
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| 3. | 2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.歴史·社会サブコース]/[学士課程]
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○担当教員 (必須): | 1. | 今井 晋哉
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○単位 (必須): | □ | 2
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○目的 (必須): | □ | (英) (日) この科目は,専門的歴史研究および史料の一端を紹介しながら,専門的に歴史の勉強を進めるとはどういうことなのかを,特に「歴史·社会サブコース」に所属する受講者に体験してもらうための科目である.今年度は,担当者の専門領域である①「近代ドイツの市民社会と労働者層·下層民ー1848/49革命期を中心に」,また「ヨーロッパ歴史·社会論」,「ヨーロッパ社会研究」の講義でとりあげた対象のうち,②「ナチスの人種主義政策」,③「東独社会主義体制の崩壊とドイツ再統一」,以上三つの対象のうち,一つを選び,それについて受講者とともに分析·考察したいと考えている.
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○概要 (必須): | □ | (英) (日) ドイツ近現代史研究の一端の紹介と専門研究の体験
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○キーワード (推奨): | 1. | (英) (日) ナチズム (読) なちずむ
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| 2. | (英) (日) 人種主義 (読) じんしゅしゅぎ
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| 3. | (英) (日) 社会主義体制の崩壊 (読) しゃかいしゅぎたいせいのほうかい
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| 4. | (英) (日) ドイツ「再統一」 (読) どいつ さいとういつ
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○先行科目 (推奨): | 1. | ヨーロッパ歴史·社会論III ([2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.アジア研究コース.日本文化研究サブコース]/[学士課程]]/[2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.文化情報サブコース]/[学士課程]]/[2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.哲学·思想サブコース]/[学士課程]]/[2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.歴史·社会サブコース]/[学士課程]])
○必要度 (任意): | □ | 0.500000
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| 2. | ヨーロッパ社会研究III ([2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.文化情報サブコース]/[学士課程]]/[2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.哲学·思想サブコース]/[学士課程]]/[2006/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.歴史·社会サブコース]/[学士課程]])
○必要度 (任意): | □ | 0.500000
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○関連科目 (推奨): |
○注意 (任意): | □ | (英) (日) 本科目のテーマ·内容に興味のある人なら誰でも歓迎されるが,上記のような趣旨の科目なので,歴史研究や西洋近現代史に対する関心は薄く,単に単位取得を希望するという人々には不向きであろう. なお,ドイツ語の知識は必ずしも必要ではない. また,今年度は,上記「概要」欄に記した三つの対象のうち,受講予定者の希望をも聞いた上で,一つを選び,それにとりくむことにする.このため,7月に受講希望者に集まってもらい,授業計画について話し合いたいと考えている.
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○目標 (必須): | 1. | (英) (日) 授業でとりあげる事象の具体的様相を探り,テーマについて考察することを通じて,専門的な歴史研究の方法を理解すること.
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○計画 (必須): | 1. | (英) (日) 上記のどの対象を選ぶにせよ,まず,それについてのこれまでの研究動向を簡単に紹介する.
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| 2. | (英) (日) 次に,その対象をめぐる問題点を整理し,その背景を理解するための講義を,数回にわたって行う.
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| 3. | (英) (日) そのうえで,文献·史料の一部を受講者にも予め読んできてもらい,授業時にその要点について報告してもらう.さらに,内容を確認し,問題を理解するための質疑応答や討論を行う.
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| 4. | (英) (日) とりあげる主な論点は,対象が上記「目的」欄に記した①の場合は,19世紀ドイツ·オーストリアにおける「市民的公共」の形成,下層民の生活状況,女性をとりまく状況,民衆の抗議行動,少数民族問題,②の場合は,ヴァイマル共和国時代とナチス支配社会の人種主義と優生思想,それらの思想的·社会的背景,人種主義政策の発動と急進化,③の場合は,東独社会主義体制の抱えた問題点,東独市民の西独への流出,東独における民主化要求市民運動,それらと社会主義体制の崩壊過程との関係,「ベルリンの壁」開放からドイツ「再統一」への過程と問題点,となろう.
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| 5. | (英) (日) 授業時には,可能な限り絵や地図,新聞記事,文書,写真,映像など,様々な同時代資料をも提示し,授業でとりあげる事象について具体的に理解するための一助としたいと考えている.
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| 6. | (英) (日) より詳しいことは,開講時に説明する.
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○評価 (必須): | □ | (英) (日) 授業時に出される課題へのとりくみ方など,授業への参加の状況と期末のレポートとによって評価する.
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○再評価 (必須): | □ | (英) (日) 場合によっては行う(レポート再提出).
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○対象学生 (不用): | □ | (英) (日) 3年生以上
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○教科書 (必須): | 1. | (英) (日) 特定の教科書は用いない.教材や資料は授業時に配付する.
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○参考資料 (推奨): | 1. | (英) (日) 毎回の授業時に紹介する.
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○URL (任意): |
○連絡先 (推奨): | 1. | 今井 晋哉
○オフィスアワー (任意): | □ | (英) (日) 月曜日 14:30-16:00
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○科目コード (推奨): |
○備考 (任意): | 1. | (英) (日) 隔年開講.06年度は開講されない.
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