徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

(日) 糖質，脂質の構造と機能およびエネルギー代謝に関する基礎事項について講述し，生体内での代謝調節機構の基本原理と現代人の食生活の問題点を理解させる．

(日) 糖質(単糖，二糖，多糖，複合糖質)，脂質(脂肪，複合脂質，誘導脂質の化学構造とその多様な生理機能(エネルギー源，生体構成成分，生理活性物質)について理解させる．次に糖質，脂質から解糖系，TCA回路，β-酸化，酸化的リン酸化によるエネルギー産生機構と制御について解説し，さらに受講者全員で栄養学的見地から食生活の問題点について討論する．

(日) 基礎生物工学1，2および生化学1を受講すること．

(日) 食生活に関するレポートを課すので，平素から自分が飲食している食品の種類，成分について関心を払うこと．資料を配付するので，英語の基本的専門用語の習得に努力すること．

1. (日) 糖質，脂質の構造と機能について理解する．

2. (日) エネルギー代謝と代謝調節の基本概念について理解する．

3. (日) 健康的な生活をおくるための栄養学知識について理解を深める．

1. (日) 糖質，脂質の構造，機能，代謝概説

2. (日) 単糖類，二糖類の分類と構造

3. (日) 多糖類の構造と機能(1)デンプン，グリコーゲン，セルロース

4. (日) 多糖類の構造と機能(2)ムコ多糖，ポリウロン酸

5. (日) 複合糖質の構造と機能，レポート1(到達目標1の一部評価)

6. (日) 脂質，脂肪酸の分類と構造

7. (日) リン脂質の分類と構造，生体膜の構造，レポート2(到達目標1の一部評価)

8. (日) 中間試験1(到達目標1の一部評価)，嫌気的解糖によるエネルギー産生

9. (日) トリカルボン酸回路と酸化的リン酸化反応によるエネルギー産生

10. (日) 脂肪酸の 酸化とエネルギー産生

11. (日) 代謝調節の基本概念，レポート3(到達目標2の一部評価)

12. (日) エネルギー代謝の調節，中間試験2(到達目標2の一部評価)

13. (日) 食生活の栄養学的問題点について討議，発表(1)

14. (日) 食生活の栄養学的問題点について討議，発表(2)，レポート4(到達目標3の一部評価)

15. (日) 期末試験(到達目標全ての一部評価)

(日) 出席率80%以上で，到達目標1，2の達成度は試験70%(中間30%，期末40%)，レポート30%とする．到達目標3は，グループ発表30%，レポート30%，期末試験40%で評価する．3項目とも60%以上あれば合格とする(出席点は加えない)．

(日) 出席率80%以上で，到達目標1，2の達成度は試験70%(中間30%，期末40%)，レポート30%とする．到達目標3は，グループ発表30%，レポート30%，期末試験40%で評価する．3項目とも60%以上あれば合格とする(出席点は加えない)．

1. (日) ヴォート生化学(上，下巻)」東京化学同人

1. (日) 辻(化生棟712，Tel: 656-7526，E-mail: tsuji@bio.tokushima-u.ac.jp，オフィスアワー: 月曜日16:20∼17:50)

   オフィスアワー	任意

1. (日) 原則として再試験は実施しない．