徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

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著作: [饗場 和彦]/安田氏解放をめぐる「自己責任論」-背景にある日本の政治・社会の特性-/[徳島大学大学開放実践センター紀要]

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EID
359156
EOID
1122458
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2024年12月6日(金) 14:54:30
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三木 ちひろ
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饗場 和彦
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種別 必須 学術論文(紀要その他)
言語 必須 日本語
招待 推奨
審査 推奨
カテゴリ 推奨
共著種別 推奨
学究種別 推奨
組織 推奨
著者 必須
  1. 饗場 和彦([徳島大学.大学院社会産業理工学研究部.社会総合科学域.地域デザイン系.法律・政治分野]/[徳島大学.総合科学部.社会総合科学科.公共政策コース])
    役割 任意
    貢献度 任意
    学籍番号 推奨
題名 必須

(英) "Jikosekinin-ron" on Freed Journalist YASUDA Political and Social Factors Unique to Japan

(日) 安田氏解放をめぐる「自己責任論」-背景にある日本の政治・社会の特性-

副題 任意
要約 任意

(英) A Journalist YASUDA Jumpei, who returned to Japan in October 2018 after being held by militants in Syria for more than three years was blamed by "Jikosekinin-ron", a criticism which claimed that YASUDA should take personal responsibility for entering a war zone. Does he deserve the criticism? This article analyzed it from six viewpoints: democracy and journalism, relation between citizens and government, how to understand peace, characteristics of society, government manipulation of public opinion, and biased media coverage, comparing with the similar case occurred in Iraq in 2004. It can be concluded that "it's his fault" argument must be rejected and that his job as a journalist should be highly evaluated despite his captivity. Whether the missing person is a journalist or a volunteer, regardless of their stance towards the government, the government should move to protect its citizens.

(日) シリアで武装勢力に3 年以上拘束され,2018 年10 月に解放されたフリージャーナリスト,安田純平氏に対して「自己責任論」による非難が向けられた.14 年前のイラクにおける日本人人質事件でも同様の状況が起きた.この「自己責任論」の妥当性を6 観点-①民主主義とジャーナリズムの関係,②国民と国家の関係,③日本人の平和観,④日本の社会的特性,⑤政府による世論操作,⑥メディアの報道姿勢-から考察した.この批判が起きたのは,民主主義とジャーナリズムの意義,そして国家と国民の関係性が日本人の間で十分に理解されていないからであり,さらに内向きで静的な日本的平和観も同氏の行動に対する理解を妨げていた.また「通俗道徳」や「世間」における,日本独特の発想・束縛も同氏へのバッシングにつながる要因であった.日本以外の国ではこうした非難は見られない.ジャーナリストとしての同氏の行動は,評価こそされ,非難には当たらない.

キーワード 推奨
  1. (日) 自己責任
  2. (日) 安田純平
  3. (日) シリア
  4. (日) ジャーナリスト
発行所 推奨 (英) Center for University Extension, Tokushima University / (日) 徳島大学大学開放実践センター
誌名 必須 徳島大学大学開放実践センター紀要([徳島大学.大学開放実践センター])
(pISSN: 0915-8685)
ISSN 任意 0915-8685
ISSN: 0915-8685 (pISSN: 0915-8685)
Title: 徳島大学大学開放実践センター紀要
Supplier: 徳島大学
 (Webcat Plus (No Scopus information.)
必須 28
必須 ---
必須 35 48
都市 任意
年月日 必須 2019年 3月 初日
URL 任意 https://ci.nii.ac.jp/naid/120006707374/
DOI 任意
PMID 任意
CRID 任意 1050583647829745152
NAID 120006707374
WOS 任意
Scopus 任意
評価値 任意
被引用数 任意
指導教員 推奨
備考 任意