報道: 毎日新聞/[三輪 昌史]/研究の現場から:災害時支援ロボット実用化へ/20140903
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報道団体 | 必須 | 毎日新聞社 |
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メディア | 必須 | (日) 毎日新聞 |
組織 | 推奨 |
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報道対象 | 必須 |
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カテゴリ | 必須 | 研究 |
題名 | 必須 |
(日) 研究の現場から:災害時支援ロボット実用化へ |
要約 | 任意 |
(日) ◇徳島大大学院ソシオテクノサイエンス研究部・三輪昌史講師 徳島大大学院ソシオテクノサイエンス研究部の三輪昌史講師(制御工学,44)は,小型の無人航空機(UAV)を使った災害時のレスキューロボットや資材運搬用の``空中台車''など,空中で活動する作業ロボットの実用化を目指している. 三輪さんは,子供の頃からの趣味だったラジコン飛行機を使い,2000年ごろから機体の姿勢制御に関する研究に着手.その後,ラジコンヘリにマイコンやセンサーなどを組み込み,数十メートルの高さで自律的に安定した水平飛行ができるよう改良した. 07年ごろからは災害時に活用できる作業ロボットの開発にも本格的に取り組んだ.GPS(全地球測位システム)などを使って自律制御で飛行し,人が立ち入れない場所を空撮したり,不整地で物を運んだり,用途や使用環境に合わせてさまざまなタイプのUAVを開発する. 12年から取り組むのが,複数のプロペラを持つマルチコプターを使った空中台車.スイッチを押すと1~2メートルの高さまで上昇して空中で静止し,手で機体を押せば前方に移動する.重さ2~5キロ程度の物を運ぶのが目標で,中洲に取り残された人へ救命胴衣を届けるような救命救急のほか,高齢者が直感的に使える荷物の運搬支援などへの応用も期待できるという. 先月,徳島や広島などが豪雨被害に見舞われた.三輪さんは「空撮は専門業者や技術のある人でないと難しいが,自動制御でサポートすれば,より簡単に,安全に撮影できる.被災後,素早く状況を確認し,迅速な救助や復旧を支える技術になれば」と話す.【阿部弘賢】 |
年月日 | 必須 | 2014年 9月 3日 |
備考 | 任意 |