徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

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授業概要: 2003/振動学

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EID
26811
EOID
377658
Map
[2002/振動学]
LastModified
2007年12月28日(金) 18:09:03
Operator
大家 隆弘
Avail
TRUE
Censor
0
Owner
[教務委員会委員]/[徳島大学.工学部.建設工学科]
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種別 必須 工学部•昼間 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2003年 (平成 15年)
名称 必須 (英) Stractural Dynamics / (日) 振動学 / (読) しんどうがく
形態 不用
  1. 講義
コース 必須
  1. 2003/[徳島大学.工学部.建設工学科]/[昼間コース]
担当教員 必須
  1. 宇都宮 英彦
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 1本のバネに吊るされた錘の運動を詳細に分析することによって,つり橋のような複雑な構造物の振動問題の解析へと発展させることができるこ ことを学ぶ.理解度を確認するために講義の終りに毎回質問票を提出させる.

概要 必須

(日) 構造物の振動現象を単純なモデルで表現して,動的な力の平衡条件から定式化して振動現象の本質を把握したのち,2自由度系に対して振動形解析法を適用して,この方法により多自由度系の振動が1自由度振動の重ね合わせによって解析できることが示される.

キーワード 推奨
先行科目 推奨
関連科目 推奨
要件 任意

(日) 基礎物理学(特に力学)および微分方程式の基礎的な部分を習得していること.

注意 任意

(日) 動力学の入門段階から講義するが,演習の時間が少ないことから,理解を深めるための受講生の自主的な取り組みが要求される.授業内容に 関して提出した質問票が評価の対象となるので授業への集中が必要である.

目標 必須
  1. (日) 慣性力,ダランベールの原理と動的平衡の概念を修得する.

  2. (日) 1自由度系の自由振動方程式を通して振動の基本事項を知る.

  3. (日) 1自由度系の強制振動,不規則振動解析手法を会得する.

  4. (日) 2自由度系における振動数方程式,振動モードを求めることができる.

  5. (日) 2自由度系における振動形解析法を実行でき,多自由度系への拡張法を理解できる.

  6. (日) 分布質量系に対する運動方程式を導くことができる.

計画 必須
  1. (日) 振動現象の種類と記述

  2. (日) 1自由度系の自由振動;運動方程式と解

  3. (日) エネルギー法;固有振動数の近似解法

  4. (日) 1自由度系の減衰自由振動

  5. (日) 強制振動;力強制と変位強制

  6. (日) 過渡振動と不規則振動解析

  7. (日) 2自由度系の自由振動;振動数方程式

  8. (日) 2自由度系の強制振動;動吸振器の原理

  9. (日) 一般座標と一般力,ラグランジュの運動方程式

  10. (日) 振動形解析法(モーダルアナリシス)

  11. (日) 多自由度系の強制振動

  12. (日) 1次元分布質量系の自由振動

  13. (日) レーリー·リッツの方法,ガレルキン法

  14. (日) 1次元分布質量系の強制振動

  15. (日) 長大橋の風による振動

  16. (日) 定期試験

評価 必須

(日) 授業への参加状況すなわち授業中の双方向での質疑応答の状況,質問票の内容と定期試験による.

JABEE合格 任意

(日) 到達目標の各項目が達成されているかを総合的に評価し,綜合評価100点満点で60点以上を合格とする.

JABEE関連 任意

(日) 本学科のアウトカムズ評価表の目標の2(1),(2)の思考力の涵養と適切な学習計画に対し35%,目標3(1),(2),(3)の基礎科学あるいは専門基礎としての知識の習得および先端技術を理解する知識と応用力の習得50%,1(1)の技術者の社会に果たすべき役割を含む その他15%としている.

対象学生 任意 他学科,他学部学生も履修可能
教科書 必須
  1. (日) 小坪清眞著「入門建設振動学」森北出版

参考資料 推奨
  1. (日) D.ハルトック著,谷口修訳「機械振動論」コロナ社,S.チモシェンコ著,谷下訳「工業振動学」コロナ社,中井博著「土木構造物の振動解析」森北出版,吉原進著「建設系のための振動工学」森北出版

URL 任意
連絡先 推奨
  1. 宇都宮 英彦
    オフィスアワー 任意
科目コード 推奨
備考 任意
  1. (日) 平常点となる小テストおよび授業への参加状況と定期試験の比率は4:6.

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