徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

(日) 電力分野にとどまらず，幅広い分野で不可欠な高電圧工学の基礎的知識を修得する．それに際して，高電圧·大電流現象をはじめ，その発生，計測等，非高電圧の場合と関連して理解を深める．

(日) 高電圧や大電流の現象は，低電圧·小電流の現象からは類推できないような場合が多く，電圧や電流の増加によって非線形に変化する現象を取り扱うところに，この科目の意義がある．電力需要の増加に伴い高電圧工学に対する要求が高まっており，電力関連を中心に，高電圧大電流の発生，計測，応用を述べる．またレーザに代表される最近の高電圧·大電流応用等も紹介したい．

(日) 特に定めないが，電気回路，電気磁気学を始めとするさまざまな科目の知識を必要とする．

(日) 講義時間には毎回演習を行い，成績評価の対象とするので予習·復習は欠かさず行うこと．

1. (日) 高電圧·大電流現象の基礎現象を理解する．

2. (日) 高電圧·大電流の発生方法を理解する．

3. (日) 高電圧·大電流の計測方法を理解する．

4. (日) その他，高電圧·大電流の利用分野，試験法を理解する．

1. (日) 高電圧工学の意義と学び方

2. (日) 最近の高電圧·大電流応用技術の紹介

3. (日) 高電圧の基礎

4. (日) 高電圧·大電流に関連する物理現象

5. (日) 絶縁物の特性

6. (日) 大電流現象

7. (日) 高電圧の発生方法

8. (日) 大電流の発生方法

9. (日) 高電圧の測定

10. (日) 大電流の測定

11. (日) 静電界とその計算

12. (日) 高電圧機器

13. (日) 大電流機器

14. (日) 高電圧および大電流の試験

15. (日) 予備日

16. (日) 定期試験

(日) 講義に対する理解力の評価は講義への参加状況，演習の回答，レポートの提出状況と内容，小テスト及び最終試験の成績を総合して行う．

1. (日) 宅間薫·柳父悟著「電気学会大学講座 高電圧大電流工学」電気学会発行

1. (日) 原雅則·秋山秀典著「高電圧パルスパワー工学」森北出版

2. (日) 鳥山四男·他著「高電圧工学」コロナ社

1. (英) .

   (日) .