徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

(日) 戦後の環境行政の変遷を通じ，公害から地球環境問題に至った経緯を理解させ，環境破壊を起こさない土木技術者になる基礎的知識を理解させる．

(日) 建設工学における「環境分野」の主体は，上水道，下水道を主体とした衛生工学から，公害(大気汚染，水質汚濁，土壌汚染，騒音，振動，地盤沈下，悪臭)問題さらに地球環境問題の解決に至った経緯を把握させる．とくに近年の環境保全に関する規範としての環境倫理を理解させ，公共事業の取組に対する環境問題の基本的考え方を身近な例を多用して口述する．

(日) 特になし

(日) 講義開始と同時に出席簿を回覧するが，不正があれば減点し，最悪の場合には受講を認めないことがある．

1. (日) 戦後から現在に至る環境観の変遷，とくに国土開発と環境問題の関係を理解している．

2. (日) 環境倫理を理解できる．

3. (日) 地球環境問題の基礎を理解している．

1. (日) 基礎環境学の概要

2. (日) 国土開発と環境問題(その1)

3. (日) 国土開発と環境問題(その2)

4. (日) 環境倫理

5. (日) 環境基本法·環境基本計画の概要

6. (日) 環境影響評価法の概要

7. (日) 気圏·水圏の基礎環境科学

8. (日) 中間試験

9. (日) 資源としての水

10. (日) 水害概論

11. (日) 地球環境問題(その1)

12. (日) 地球環境問題(その2)

13. (日) 公共事業と環境問題(その1)

14. (日) 公共事業と環境問題(その2)

15. (日) 予備日

16. (日) 定期試験

(日) 到達目標の3項目が各々達成されているかを試験60%，平常点(出席状況，質疑応答，レポート)40%で評価し，3項目平均で60%以上あれば合格とする．

(日) 本学科のアウトカムズ評価表の目標の1(1)を10%，1(2)を7%，1(3)を5%，3(1)を3%，3(2)を20%，3(3)を5%，3(6)を10%，5(2)を5%，6(1)を5%，6(2)を20%，6(3)を10% に対応する．

1. (日) 住友恒·村上仁士·伊藤禎彦 「環境工学」理工図書

1. (日) 加藤尚武「環境倫理学のすすめ」丸善ライブラリ，鬼頭秀一「自然保護を問いなおす」ちくま新書，石弘 之「地球環境報告」岩波新書

1. 村上 仁士

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