徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

(日) 土木事業に関わる環境問題として，騒音·振動，および生態系の劣化をとりあげ，その防止·修復技術を考える能力を養成する．

(日) 騒音·環境振動の防止，劣化した生態系の修復を行ってゆくために必要な基本概念の修得と，具体的な対策を考えるために必要となる基礎知識，問題の特徴，計測方法，各種規制法との関係について講述する．生態系に関しては日本および開発途上国の森林問題や，日本の様々な生態系における修復技術について説明する．騒音·振動問題については，騒音·振動の尺度，影響，伝播，環境基準，規制法などを説明する．

(日) 原則として関連する講義の終了時に小テストを行うので，講義中にその内容を理解するように努めること．講義中に私語をしないことと質問をすることを心がける．

1. (日) 環境振動および騒音に関する基礎知識を修得する.

2. (日) 健全な生態系に修復するために必要な考え方や基礎的な技術を理解する.

1. (日) 環境振動論の概要

2. (日) 振動工学の基礎

3. (日) 建物の振動性能と振動基準

4. (日) 振動規制法と環境振動·小テスト

5. (日) 騒音問題の概要

6. (日) 騒音の伝播と評価

7. (日) 騒音に係る環境基準と対策·小テスト

8. (日) 中間試験

9. (日) 日本の森林生態系の変化と問題点

10. (日) 開発途上国における森林生態系の変化と問題点

11. (日) ビオトープとは-概念

12. (日) ビオトープの現状と問題点

13. (日) 森林生態系の復元

14. (日) 河川生態系の復元

15. (日) 予備日

16. (日) 定期試験

(日) 小テストの内容，中間試験，定期試験の成績などを総合して行う．

(日) 本学科のアウトカムズ評価表の目標の1(1)を10%，1(2)を15%，2(1)を8%，2(3)を7%，3(1)を10%，3(2)を10%，3(4)を10%，4(1)を3%，4(2)を2%，6(1)を17%，6(3)を8%に対応する．

1. (日) 住友恒·村上仁·伊藤禎彦「環境工学」理工図書

1. (日) 櫛田裕「環境振動工学入門」理工図書

2. (日) 環境庁「環境白書」大蔵省印刷局

1. 澤田 勉

   オフィスアワー	任意

2. 鎌田 磨人([徳島大学.大学院社会産業理工学研究部.理工学域.社会基盤デザイン系.地域環境分野]/[徳島大学.理工学部.理工学科.社会基盤デザインコース.地域環境講座])

   オフィスアワー	任意

3. 三神 厚

   オフィスアワー	任意

1. (日) 成績評価に対する平常点と試験(中間·定期)の比率は4:6とする．平常点には講義への出席状況，小テストの成績を含み，試験には中間テストおよび定期試験の成績を含む．