徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

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授業概要: 2011/口腔保健学課題研究演習

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EID
218251
EOID
556817
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2011年1月26日(水) 21:41:51
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日野出 大輔
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TRUE
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[教務委員会委員長]/[徳島大学.口腔科学研究科]
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種別 必須 口腔科学教育部 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2011年 (平成 23年)
名称 必須 (英) Exercise of Research Subject of Oral Health Science / (日) 口腔保健学課題研究演習 / (読) こうくうほけんがくかだいけんきゅうえんしゅう
コース 必須
  1. 2011/[徳島大学.口腔科学研究科.口腔保健学専攻]/[修士課程]
担当教員 必須
  1. 日野出 大輔([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健衛生学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健基礎学講座])
    肩書 任意
    役割 任意
  2. 星野 由美
    肩書 任意
    役割 任意
  3. 伊賀 弘起
    肩書 任意
    役割 任意
  4. 河野 文昭([徳島大学])
    肩書 任意
    役割 任意
  5. 吉田 賀弥([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健支援学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健支援学講座])
    肩書 任意
    役割 任意
  6. 尾崎 和美([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健支援学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健支援学講座])
    肩書 任意
    役割 任意
  7. 藤原 奈津美([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健医療管理学])
    肩書 任意
    役割 任意
  8. 松山 美和([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔機能管理学])
    肩書 任意
    役割 任意
  9. 中道 敦子
    肩書 任意
    役割 任意
  10. 薩摩 登誉子([徳島大学.病院.診療科.歯科.かみあわせ補綴科(第二補綴科)]/->個人[田島 登誉子])
    肩書 任意
    役割 任意
  11. 羽田 勝
    肩書 任意
    役割 任意
  12. 市川 哲雄
    肩書 任意
    役割 任意
  13. 吉岡 昌美
    肩書 任意
    役割 任意
  14. 本釜 聖子
    肩書 任意
    役割 任意
  15. 白山 靖彦([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.地域医療福祉学])
    肩書 任意
    役割 任意
  16. 竹内 祐子
    肩書 任意
    役割 任意
単位 必須 4
目的 必須

(日) (共通)臨床系又は教育・研究系に関する研究テーマを選択し,修士論文を完成させることを目標とする.
(臨床系)歯科衛生士臨床に関する各専門科目の修得を進める中で,専門的口腔ケアに関する様々な術式に科学的根拠を与えることや口腔ケアの標準化(クリニカルパス作成)に関する課題研究テーマを設定する.あるいは,地域の福祉施設や在宅等多様な環境に置かれている対象者の口腔機能の実態や機能的口腔ケアのニーズについて調査し,機能的口腔ケア介入を行った後の口腔機能向上に対する効果等について分析する臨床疫学研究など,口腔保健学に関する課題研究テーマを設定する.これらの課題研究テーマを,課題実習と連動して遂行し,最終的な修士論文を教員の指導の下で完成させることを目的とする.
(教育・研究系)教育系では新たな教育手法に関する課題実習と連動して,その教育効果に関する課題研究テーマを設定する.研究系においても,口腔保健学に関する課題研究テーマを設定する.これらの課題研究テーマは,課題実習と連動して実施するが,自ら,課題研究テーマや研究計画・研究手法を設定し,得られた結果を分析・考察して,最終的な修士論文を教員の指導の下で完成させることを目的とする.テーマ:口腔保健学課題研究に関する修士論文の作成

概要 必須

(日) 本修士課程で学んだ知識と技術をふまえて,臨床系または教育・研究系に関する課題研究テーマを選択し,自ら計画・立案できるよう,具体的な事例を示し,また,各研究に関連する倫理申請について概説する.研究指導教員および研究指導補助教員により,それぞれの課題研究テーマに沿って研究計画を立案し,研究を遂行できるよう指導する.関連文献の調査,研究計画・研究手法の設定,分析法等の指導を段階的に行いながら,対象フィールドに応じた実践研究を通じて,得られた研究結果を分析・考察する.また,その成果を公表するために,課題研究成果報告会を行い,また,専門雑誌等への投稿論文が作成できるよう教員が直接的に指導しながら,修士論文を完成させる.
(口腔保健衛生学分野)
(日野出 大輔)個人または地域集団に対する専門的口腔ケアによって,歯の寿命を延長させ,口腔保健とともにQOLの向上にも繋がる課題に焦点をあてて研究に取り組ませる.特に,研究課題として脳血管障害患者などを対象とする継続した専門的口腔ケアシステムによる地域連携強化からQOL向上への効果に関する研究や,口臭発生のメカニズム解明と口臭予防に関する臨床研究,細菌学的見地から易感染性患者等に対する専門的口腔ケア介入研究,更には徳島県をフィールド対象とした口腔保健に関わる様々な環境因子についての疫学研究の指導を行う.各研究の成果は学会発表や学術論文として発表し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(星野 由美)歯科衛生士として高齢者・障害者など,口腔健康管理を必要とする者や口腔機能の低下が認められる者を対象者とした口腔機能療法に関する研究について,研究指導教員と連携をとりながら指導を行う.口腔保健の予防管理方法や個々に対応した口腔機能向上の手法,口腔機能管理方法などに関する評価・分析に取り組ませる.研究した内容をまとめ,学会発表できるよう指導を行う.
(口腔保健教育学分野)
(伊賀 弘起)教育学における目標の設定,方略や評価法の選択など一般的なカリキュラムの立案に関する指導を行い,その上で口腔保健学と社会福祉学が融合した特色ある教育プログラムの開発に関する研究を指導する.特に福祉施設や医療施設あるいは行政と歯科医療との連携に関する国内外の事例解析を指導し,将来の口腔保健学における指導者を育成する.さらに海外における歯科衛生士養成機関との国際学術連携を主体とした新しい口腔保健教育プログラムの開発をテーマとした研究指導を行い,その成果を国内外での学会で発表する能力あるいは研究論文としてまとめる能力を修得し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(河野 文昭)歯科医療は,歯周病などの疾病の予防と治療,咀嚼,発音などの機能回復を目的とした治療からなるため,患者のQOLを維持・向上となる歯科臨床に直結した課題に取り組ませる.たとえば,客観的で正確な口腔機能評価やインプラントの臨床的評価法などに関する研究を他の教員と連携しながら指導する.一方,口腔保健教育の手法や教育評価をテーマとした課題研究についても指導する.得られた研究結果を分析・考察し,その成果を広く公表するとともに,専門雑誌等への投稿論文が作成できるよう直接的に指導し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(吉田 賀弥)口腔疾患と全身疾患の関連性や,歯科衛生士が行う口腔管理が全身疾患の発症および進行に与える影響に関して研究を行う.口腔保健分野における論文抄読を行うことで,国内外の先進的な研究について理解を深め,当該分野の研究動向の精査や作業仮説の実証法を修得させる.研究を遂行するために必要な分子生物学的な実験方法の理論を理解し,実験技能を修得出来るように指導する.得られた研究成果を科学的に考察し,関連の学会への発表および修士論文を作成できるよう指導を行う.
(口腔保健支援学分野)
(尾崎 和美)う蝕や歯周病を中心とした口腔保健管理において,特に高齢者・障害者の口腔機能管理に直結するような臨床薬の開発に関連する文献の調査,研究計画・研究手法の設定,分析法等の指導を段階的に行う.そして,臨床薬の開発を目標とした研究テーマを設定し,分子生物学あるいは口腔細菌学関連の基礎的ならびに実践的研究を行い,得られた研究結果を分析・考察し,その成果を広く公表するとともに,専門雑誌等への投稿論文が作成できるよう直接的に指導する.また研究および演習を通して,医療現場に即した高齢者・障害者の口腔機能管理に繋がる臨床領域の研究を深化させ,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(藤原 奈津美)高齢者・障害者の口腔機能管理に直結するような臨床薬の開発に関連する文献の調査,研究計画・研究手法の設定,分析法等について,研究指導教員と連携をとりながら指導する.そして,臨床薬の開発を目標として設定された研究テーマに関する分子生物学あるいは口腔細菌学関連の基礎的研究の指導補助を行うとともに,高齢者・障害者口腔機能管理学演習を通して,口腔・摂食・嚥下機能の保持増進を図るための実践的支援に関する指導を行う.
(口腔機能福祉学分野)
(松山 美和)急性期疾患や全身疾患などにより口腔機能の低下した患者および高齢者を対象とした口腔機能の賦活は個人のQOL向上に非常に重要である.そこで,口腔機能を最大限に賦活するために有効な口腔機能療法について,口腔感覚冷刺激時の高次脳活動の賦活化に関する研究や摂食嚥下リハビリテーションにおける咀嚼の意義など,実践的な方法とその基盤となる科学的根拠を探求する研究を指導する.得られた研究結果を分析・考察し,その成果を国内外での学会で発表する能力あるいは研究論文としてまとめる能力を修得し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(中道 敦子)急性期病棟入院中の患者への専門的口腔ケアに加え,摂食嚥下障害の機能評価の基盤となる観察やスクリーニング,アセスメント手法,さらには歯科衛生士として入院病棟で遭遇する歯・口腔疾患に関する研究について,研究指導教員と連携をとりながら指導する.得られた研究結果を分析・考察し,得られた研究成果は関連の学会に発表できるよう指導を行う.
(薩摩 登誉子)食・咀嚼の観点から口腔の健康を増進するために必要な口腔機能評価および口腔機能療法に関する研究について,研究指導教員と連携をとりながら指導する.具体的には,ICUやSCU入院患者に対して早期から専門的口腔ケアおよび咀嚼指導を含めた摂食嚥下リハビリテーション手法が,どのような点でQOL向上に関与するかデータを集めて分析する.得られた研究成果は関連の学会に発表できるよう指導を行う.
(口腔保健福祉学分野)
(羽田 勝)高齢者や障害者を口腔保健の立場から管理するにあたって必要となる身体的・精神的特性ならびに口腔領域(口腔疾患)の特徴や要介護状態と障害の原因およびリスクファクターに関する分析から,口腔環境の保持や各種口腔機能(摂食・嚥下機能)の増進及び介護予防や個々の障害に対応した口腔ケアや口腔リハビリテーションの実践に繋がる研究を指導する.また,大学病院や関連病院等において関連職種(言語聴覚士,看護師など)とのチームアプローチの在り方についての実践的研究に関する指導を行う.各研究の成果は学会発表や学術論文として発表し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(市川 哲雄)要介護高齢者や障害者の口腔環境の保持や各種口腔機能の増進に関する研究に取り組ませる.歯科補綴学に関連する生理と病理(発音,嚥下,咀嚼,口腔と全身の健康との関連)に加え,生体材料の基礎的および臨床的研究を他の教員との連携を密にして指導する.得られた研究結果を分析・考察し,その成果を広く公表するとともに,専門雑誌等への投稿論文が作成できるよう直接的に指導し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(吉岡 昌美)全身疾患あるいは治療による副作用により口腔機能の低下した患者を対象として,口腔機能を賦活するための臨床研究指導を行う.特に,疾患別あるいは病態別に研究テーマを設定した上で,臨床データを科学的に分析評価する方法について指導を行い,より精度の高い口腔機能評価方法と口腔機能賦活に有効なケアの方法を検討させる.最終的にはその研究成果を学会発表や学術論文として発表し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(本釜 聖子)要介護高齢者や障害者の口腔環境保持や各種口腔機能(摂食・咀嚼・嚥下機能)の増進を図るための基盤となる研究について,研究指導教員と連携をとりながら指導する.具体的にはいくつかの摂食嚥下リハビリテーション手法が対象者の口腔機能向上に寄与するか,介入症例別にデータを集め,その対処として有効な手法を検討する.得られた研究成果は関連の学会に発表できるよう指導を行う.
(地域医療福祉学分野)
(白山 靖彦) 徳島県内の高次脳機能障害者を対象としたリハビリテーション,福祉制度の適合性などに関し,医療福祉連携を進め,これらをテーマとする研究の指導を行う.特に,医療・福祉連携モデルである「三重モデル」の有用性および効果と比較しながら検証することや,有用とされる社会資源の開発,口腔保健としての介入による効果などについて調査する.得られた研究結果を分析・考察し,その成果を広く公表するとともに,専門雑誌等への投稿論文が作成できるよう直接的に指導し,修士論文が作成できるよう指導を行う.
(竹内 祐子)口腔保健教育・社会福祉教育の手法をテーマとした課題研究を,研究指導教員と連携をとりながら指導する.要介護者に対する口腔機能向上を教育テーマとする場合,基盤教育としてヒューマンコミュニケーション授業を実施する教育の効果分析や専門的授業を構築するにあたり講義のみで教育した場合とPBL-チュートリアルを組み合わせた場合の教育効果の相違点などについて模擬学生を用いた研究を行う.得られた研究成果は教育関連の学会に発表できるよう指導を行う.

キーワード 推奨
先行科目 推奨
関連科目 推奨
注意 推奨
計画 必須
  1. (日) 課題研究オリエンテーション:研究の概要と進め方

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 日野出

    授業回数 任意 1
  2. (日) 研究計画と臨床研究・疫学研究に関する倫理申請

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 日野出

    授業回数 任意 1
  3. (日) 課題研究計画の立案と課題研究の実施

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 全教員

    授業回数 任意 16
  4. (日) 課題研究のまとめ:結果の整理と分析

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 全教員

    授業回数 任意 3
  5. (日) 課題研究プレゼンテーション作成

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 全教員

    授業回数 任意 3
  6. (日) 課題研究成果報告会:発表と討論

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 全教員

    授業回数 任意 2
  7. (日) 修士論文作成

    内容 任意
    担当者 必須

    (日) 全教員

    授業回数 任意 4
評価 必須

(日) 本科目では,課題研究計画に沿って研究を遂行し,課題研究成果報告会にて発表後,修士課程修了に相応しい修士論文を完成させたことをもって単位認定とする.

再評価 推奨
教科書 推奨
  1. (日) 教科書は使用しない.

参考資料 任意
  1. (日) 学術専門誌や国内外の代表的な論文などを,適宜指示する.

URL 任意
連絡先 推奨
  1. 日野出 大輔([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健衛生学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健基礎学講座])
    オフィスアワー 推奨
  2. 星野 由美
    オフィスアワー 推奨
  3. 伊賀 弘起
    オフィスアワー 推奨
  4. 河野 文昭([徳島大学])
    オフィスアワー 推奨
  5. 吉田 賀弥([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健支援学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健支援学講座])
    オフィスアワー 推奨
  6. 尾崎 和美([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健支援学]/[徳島大学.歯学部.口腔保健学科.口腔保健支援学講座])
    オフィスアワー 推奨
  7. 藤原 奈津美([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔保健医療管理学])
    オフィスアワー 推奨
  8. 松山 美和([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.口腔機能管理学])
    オフィスアワー 推奨
  9. 中道 敦子
    オフィスアワー 推奨
  10. 薩摩 登誉子([徳島大学.病院.診療科.歯科.かみあわせ補綴科(第二補綴科)]/->個人[田島 登誉子])
    オフィスアワー 推奨
  11. 羽田 勝
    オフィスアワー 推奨
  12. 市川 哲雄
    オフィスアワー 推奨
  13. 吉岡 昌美
    オフィスアワー 推奨
  14. 本釜 聖子
    オフィスアワー 推奨
  15. 白山 靖彦([徳島大学.大学院医歯薬学研究部.歯学域.口腔科学部門.口腔保健学系.地域医療福祉学])
    オフィスアワー 推奨
  16. 竹内 祐子
    オフィスアワー 推奨
科目コード 推奨
備考 任意