報道: 毎日新聞/[徳島大学.環境防災研究センター]/[黒崎 ひろみ]/災害トリックゲーム:災害の出費,ゲームで体験 徳島大が開発,備え学ぶ教育ツールに/20090111
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報道団体 | 必須 | 毎日新聞社 |
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メディア | 必須 | (日) 毎日新聞 |
組織 | 推奨 |
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報道対象 | 必須 |
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カテゴリ | 必須 | 研究 |
題名 | 必須 |
(日) 災害トリックゲーム:災害の出費,ゲームで体験 徳島大が開発,備え学ぶ教育ツールに |
要約 | 任意 |
(日) 「震度6強で2000万円」「床上浸水で50万円」--.徳島大環境防災研究センターの黒崎ひろみ助教(32)が,災害による損害を盤上で疑似体験する「災害トリックゲーム」を開発した.出費をリアルに迫られることで災害の重さを実感する教育ツールで,黒崎助教は「楽しむ目的ではなく,現実の防災に生かしてもらえれば」と話している. 自ら提唱する「お金をかけず,現実的でありながら,生活自体を災害への備えにしていく」という「ライフ・マネジメント・デザイン(LMD)」に基づいて製作した.ゲームはスタート時に実際の年齢などに応じて資産を設定し,サイコロを振って駒を進める.5∼8人程度でプレーし,勝敗はゴール後の資産額で決める. 止まった目により,プレーヤーは地震や台風に遭遇する.地震ならサイコロを振り,震度と被害額を決める.「6」なら震度6強で2000万円の損害.他に,震度7で「耐震化プラス地震保険なら700万,耐震化か地震保険で1500万,耐震化してないなら3000万円」と,保険や対策の有無で額が変動する場合もある.収入は定期的な「給料日」のほか,「定期預金の利息払い」「宝くじに当選」などといった臨時のものもある. 先月16日には徳島大地域防災研究室所属の学生5人が挑戦.何度も災害に遭った4年生の大西優(ゆたか)さん(22)は3230万円の大赤字で,「スタート時に地震保険に入っておけばよかった.現実でもいろいろ考えないと⋯⋯」と悔しそうだった. 今回の「就業世代」編に続き,今月中に「引退後」編を完成予定.黒崎助教は「厳しいゲームですが防災・啓発に役立てば」と話し,ウェブサイトでのゲームの無料提供や,大学の授業や防災関係の講演会などで実際にプレーしてもらうことを考えているという. |
年月日 | 必須 | 2009年 1月 11日 |
備考 | 任意 |
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