徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

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授業概要: 2009/自然と技術/ゼミナール「くすりをつくる―現代の錬金術・有機化学への招待―」

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EID
185649
EOID
437784
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0
LastModified
2009年1月20日(火) 13:44:04
Operator
吉田 昌裕
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0
Owner
[センター長]/[徳島大学.全学共通教育センター]
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種別 必須 全学共通教育 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2009年 (平成 21年)
名称 必須 (英) Science and Technology / (日) 自然と技術 / (読) しぜんとぎじゅつ
題目 必須 (英) Synthesis of Medicines: Invitation to Organic Chemistry / (日) ゼミナール「くすりをつくる―現代の錬金術・有機化学への招待―」 / (読) ぜみなーる くすりをつくる げんだいのれんきんじゅつ ゆうきかがくへのしょうたい
形態 推奨
  1. 講義
コース 必須
  1. 2009/[徳島大学]/教養科目群/[共通教育]
担当教員 必須
  1. 吉田 昌裕
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 主な医薬品・生理活性物質の薬理作用,歴史的な背景ならびに合成法について紹介することで,創薬化学の基礎を理解し,更に医薬品創製に必要な基礎的な有機合成の知識習得を目指す.

概要 必須

(日) 現在用いられている医薬品の多くは,単純で容易に手に入る化合物に対し様々な有機化学反応を積み重ねていくことにより合成される.本授業では代表的な医薬品・生理活性物質の分子構造をあげ,開発された経緯,どのようにして薬理活性が発現するのかその概要について解説する.また様々な生理活性分子の合成法について,わかりやすく説明する.

キーワード 推奨
  1. (英) organic chemistry / (日) 有機化学 / (読) ゆうきかがく
  2. (英) organic synthesis / (日) 有機合成 / (読) ゆうきごうせい
  3. (英) medical drugs / (日) 医薬品 / (読) いやくひん
  4. (英) medicinal chemistry / (日) 創薬化学 / (読) そうやくかがく
  5. (英) natural product / (日) 天然物 / (読) てんねんぶつ
先行科目 推奨
関連科目 推奨
注意 任意
目標 必須
  1. (日) 薬の発見の歴史について具体例を挙げて概説できる.

  2. (日) 医薬品として使われている天然有機化合物およびその誘導体を,具体例を挙げて説明できる.

  3. (日) 代表的な官能基選択的反応を列挙し,その機構と応用例について説明できる.

計画 必須
  1. (日) ガイダンス: 創薬における有機合成化学の重要性 ∼くすりはどのようにして創られるのか∼

  2. (日) 代表的な医薬品の分子構造: 薬理活性発現と構造活性相関

  3. (日) 鎮痛薬(1): アスピリン誕生の歴史

  4. (日) 鎮痛薬(2): 主な鎮痛薬の構造と合成法

  5. (日) 医薬品と立体化学: 野依触媒によるメンソールの大量合成

  6. (日) 麻薬の化学(1): 咳止め・覚せい剤と長井長義との密接な関係

  7. (日) 麻薬の化学(2): ヘロイン,コカイン,LSDの合成法

  8. (日) 有機リン化合物: 神経ガス サリンの合成法

  9. (日) ステロイド: アトピーから薬物ドーピングまで

  10. (日) 抗生物質(1): ペニシリン発見の歴史

  11. (日) 抗生物質(2): 新規抗生物質開発物語 ∼細菌と人間との終わりなき闘い∼

  12. (日) 神経毒: ふぐ毒の本体テトロドトキシンとゾンビ伝説

  13. (日) 抗がん剤(1): タキソールの発見と全合成競争

  14. (日) 抗がん剤(2): 新規抗がん剤の開発物語

  15. (日) アルツハイマー治療薬: 日本発の医薬品・ドネペジルについて

  16. (日) まとめ: 有機化学の未来展望 ∼有機合成化学は不死鳥になりうるか?∼

評価 必須

(日) レポート,授業への取り組みを基に総合的に評価する.

再評価 必須

(日) 無

教科書 必須
  1. (日) 特に指定しません.随時プリントなどを配布します.

参考資料 推奨
URL 任意
連絡先 推奨
  1. 吉田 昌裕
    オフィスアワー 任意

    (日) 随時連絡下さい

科目コード 推奨
備考 任意