授業概要: 2009/生活と社会/魔術からの解放の再魔術化
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種別 | 必須 | 全学共通教育 (授業概要) | |||
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入学年度 | 必須 | 西暦 2009年 (平成 21年) | |||
名称 | 必須 |
(英) Living and Society / (日) 生活と社会 / (読) せいかつとしゃかい
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形態 | 推奨 | ||||
コース | 必須 | ||||
担当教員 | 必須 |
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単位 | 必須 | 2 | |||
目的 | 必須 |
(日) 西欧の歴史において魔術という非合理的要素から社会と個人が解放される過程を合理化として捉え,この合理化の進展と完結の経過を研究したのは,社会学者マックス・ウェーバーであった.魔術から解放されるということが,科学的思考の前提となることはいうまでもない.しかしそれはあくまでも前提であって,それだけで即座に科学的思考が成り立つものではない.魔術からの解放としてのウェーバー合理化論の問題性を検討しつつ,魔術から区別される科学,それもより深い科学的見地はいかなるものかを検討していきたい. |
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概要 | 必須 |
(日) ウェーバーは魔術からの解放過程=合理化を完結させたのはプロテスタントであったと看做すのだが,そのプロテスタントが中心となって行った魔女狩りという狂気を踏まえるならば,彼らが合理化を完結させたといえるのか否かが問題となってくる.本講義は,この問題を第一に検討する.次いでウェーバーの科学論は対象を一面的に捉える抽象的なものであることを明らかにする.にもかかわらずこの抽象的で一面的な研究成果を正しいと主張する限り,そこからは科学の名の下に新たな幻想的事態が産出されることになっており,従ってそれは「魔術からの解放の再魔術化」であることを明らかとしていく. |
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キーワード | 推奨 |
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先行科目 | 推奨 | ||||
関連科目 | 推奨 | ||||
注意 | 任意 | ||||
目標 | 必須 |
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計画 | 必須 |
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評価 | 必須 |
(日) 学期末試験,小レポートで総合的に評価する.学期末試験(60%),小レポート(40%) |
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再評価 | 必須 |
(日) 有 |
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教科書 | 必須 |
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参考資料 | 推奨 |
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URL | 任意 | ||||
連絡先 | 推奨 |
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科目コード | 推奨 | ||||
備考 | 任意 |