徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

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授業概要: 2007/生活と社会/国際政治学入門

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EID
151860
EOID
375143
Map
0
LastModified
2007年12月26日(水) 22:47:28
Operator
大家 隆弘
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Owner
[センター長]/[徳島大学.全学共通教育センター]
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種別 必須 全学共通教育 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2007年 (平成 19年)
名称 必須 (英) Living and Society / (日) 生活と社会 / (読) せいかつとしゃかい
題目 必須 (英) Introduction to International Politics / (日) 国際政治学入門
形態 推奨
コース 必須
  1. 2007/[徳島大学]/教養科目群/[共通教育]
担当教員 必須
  1. 饗場 和彦([徳島大学.大学院社会産業理工学研究部.社会総合科学域.公共政策系.法律・政治分野]/[徳島大学.総合科学部.社会総合科学科.公共政策コース])
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 「一種のチーズの臭いか...」.人間の死臭をどうたとえていいか思案しながら,死体を見回した.部屋いっぱいに`展示'してある遺体は白くミイラ化していた.次の部屋には子供のなきがらばかり横たわる.アフリカのルワンダでは,1994年の4月から6月にかけて,フツとツチの二つのグループがからむ対立で約80万人が殺害された(饗場和彦「虐殺から六年 和解と対立に揺れるルワンダ」『世界』2000年10月号より).世界のあちこちで依然,紛争が絶えない.この授業では戦争,平和の問題を中心に,国際社会,国際政治について関心と問題意識を高め,基本的な知識を得ることを目的とする.

概要 必須

(日) 国際社会の基本的な仕組み,特徴などを概説した上で,具体的な問題をとりあげて考察する.筆者はルワンダやボスニア,コソボ,東ティモール,カンボジア,ミャンマー,パレスチナなどの紛争地を歩き,2001年9月にはニューヨークでテロに遭遇.02,04年はアフガニスタンで調査を行った.授業ではこうした現場の視点を取り入れ,臨場感のある解説を試みる.ビデオやスライドなども多用し,2週間で一つのテーマを扱う.テーマごとに受講者からの質問や意見を集め,講義中にそのフィードバックも行う.

キーワード 推奨
  1. (日) 国際政治
  2. (日) 戦争
  3. (日) 紛争
  4. (日) 平和
先行科目 推奨
関連科目 推奨
  1. 生活と社会/国際協力論2 ―四国から世界へ 輝く瞳のつくり方―([2007/[徳島大学]/教養科目群/[共通教育]])
    関連度 任意
注意 任意

(日) 新聞の国際面の記事はよく読むようにしてください.

目標 必須
  1. (日) 国際社会の基本的原理,仕組みが理解できる.

  2. (日) 国際社会の平和と戦争の問題について知識を広げる.

  3. (日) 国際政治の現実と理想について認識でき,バランスの取れた視点から思考ができる.

計画 必須
  1. (日) イントロダクション

  2. (日) 国際社会の特徴,原則 ―国内社会とどう違う?弱肉強食の世界か(前)―

  3. (日) 国際社会の特徴,原則 ―国内社会とどう違う?弱肉強食の世界か(後)―

  4. (日) 9/11テロ ―NYでテロに遭い感じた`やっぱり'(前)―

  5. (日) 9/11テロ ―NYでテロに遭い感じた`やっぱり'(後)―

  6. (日) 民族紛争の仕組みと実態 ―東京と大阪間でも起きる?(前)―

  7. (日) 民族紛争の仕組みと実態 ―東京と大阪間でも起きる?(後)―

  8. (日) ベトナム戦争 ―死者300万人,やらずに済んだ戦争?(前)―

  9. (日) ベトナム戦争 ―死者300万人,やらずに済んだ戦争?(後)―

  10. (日) 日本のした戦争をどうみるか ―まず知ること,そして多面的な見方を(前)―

  11. (日) 日本のした戦争をどうみるか ―まず知ること,そして多面的な見方を(後)―

  12. (日) 憲法9条の平和主義と改憲問題 ―賢い市民はじっくり考える(前)―

  13. (日) 憲法9条の平和主義と改憲問題 ―賢い市民はじっくり考える(後)―

  14. (日) 社会問題の考え方再確認 ―自立して,多面的にとらえて,バランスよく考える―

  15. (日) まとめ

評価 必須

(日) 期末の試験はあらかじめ問題を提示するので,試験日までに準備し,当日は持ち込み禁止で解答する.また,平常点として授業姿勢と出席状況を評価する.おおむね試験60%,平常点40%.

再評価 必須

(日) 有り.

教科書 必須
  1. (日) 教科書は特に指定しない.授業中に配布するレジュメにしたがって講義を進める.参考書などは,たとえば以下の書籍など.高柳先男『戦争を知るための平和学入門』(筑摩書房,2000年,1,200円),『新国際関係学がわかる.(AERA Mook)』(朝日新聞社,1999年,1,050円),高坂正堯『平和と危機の構造』(NHK出版,1995年,1,068円),池上彰『そうだったのか!現代史』(集英社,2000年,1,700円),津守滋『地球が舞台 -国際NGO最前線からの活動報告-』(勁草書房,2002年,2800円).『グローバル時代の平和学 1から4巻』(法律文化社,2004年,各2500円).石弘之『子どもたちのアフリカ』(岩波書店,2005年,1700円).

参考資料 推奨
URL 任意
連絡先 推奨
  1. 饗場 和彦([徳島大学.大学院社会産業理工学研究部.社会総合科学域.公共政策系.法律・政治分野]/[徳島大学.総合科学部.社会総合科学科.公共政策コース])
    オフィスアワー 任意

    (日) 金曜日16時ごろから19時ごろ(この時間以外でも在室時はいつでも可), 総合科学部1号館2階北棟

科目コード 推奨
備考 任意