徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

1. 2006/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]

1. 浦西 佐々也

   肩書	任意

(日) 生体を含む諸現象は多く電磁気力に支配されていて，生命活動の理解には電磁気学の理解が不可欠である．電磁気学を中心とする知識，考え方を修得することを目的とする．

(日) 電荷，電流，磁石が周囲に電場，磁場を作り，電磁場が電気，磁気を持つ物体と相互作用することを示す．簡単な，電磁現象の理解の積み重ねから，電磁場が従う法則，マクスウェルの電磁方程式を導き，その意味を考察する．

1. 電磁気力(electromagnetic force)
2. 電磁場(electromagnetic field)
3. 電位(electric potential)
4. 電磁誘導(electromagnetic induction)
5. 変位電流(displacement current)

1. 基礎数学/微分積分学([2006/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]])

   必要度	任意	0.800000

1. 基礎物理学/基礎物理学実験([2006/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]])

   関連度	任意	1.000000

2. 基礎数学/線形代数学I([2006/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]])

   関連度	任意	0.600000

3. 自然と技術/ゼミナール:理工学におけるパソコン入門([2006/[徳島大学]/教養科目群/[共通教育]])

   関連度	任意	0.500000

(日) 前期の力学は充分理解しておくこと．理解を進める一助としてなるべく多く小テストを行う．ベクトルを多用する，ので自信のない方りは高校のテキストを復習しておくこと．また高校で物理を未履修の方は，高校のテキストを一読，しておくことをお勧めする．

1. (日) 1．電磁気力を電場，磁場が電荷，電流に及ぼす作用であることを理解する．

2. (日) 2．静電場，静磁場が電荷，電流分布から得られることを理解し，簡単な応用例を解くことができる．

3. (日) 3．電位と電場との関係を理解する．

4. (日) 4．マクスウェルの電磁方程式の物理的意味を理解する．

1. (日) クーロンの法則と静電場

2. (日) ガウスの法則

3. (日) 電位と電位差

4. (日) 静電場中の導体とコンデンサー

5. (日) 静電場のエネルギー

6. (日) 定常電流と定常電流の保存則

7. (日) オームの法則とジュール熱

8. (日) 荷電粒子，電流が磁場から受ける力:ローレンツ力とアンペールの力

9. (日) 電流が作る磁場:ビオ·サバールの法則，アンペールの法則

10. (日) 物質中での電磁場

11. (日) 電荷保存則

12. (日) 変位電流とアンペール·マクスウェルの法則

13. (日) 電磁誘導の法則

14. (日) マクスウェルの電磁方程式

15. (日) 電磁波，電磁場のエネルギー伝達

16. (日) 試験結果 解説とまとめ

(日) 中間テスト，期末テストに小テスト，レポート，演習点を加味する．

(日) 有

(日) 歯1年

1. (日) 教科書:原 康夫著『詳解物理学』 東京教学社，2002年，2310円 (本体 2200円)

2. (日) 参考書:授業中に指示する．

1. 浦西 佐々也

   オフィスアワー	任意	(日) 火曜日 PM 3.00 ∼ 総合科学部3号館2階実験準備室