徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

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授業概要: 2006/酵素化学

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EID
128006
EOID
387232
Map
[2006/酵素化学]
LastModified
2007年12月29日(土) 15:56:37
Operator
大家 隆弘
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TRUE
Censor
0
Owner
[教務委員会委員]/[徳島大学.工学部.化学応用工学科]
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種別 必須 工学部•夜間主 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2006年 (平成 18年)
名称 必須 (英) Enzyme Chemistry / (日) 酵素化学 / (読) こうそかがく
形態 不用
  1. 講義
コース 必須
  1. 2006/[徳島大学.工学部.化学応用工学科]/[夜間主コース]
担当教員 必須
  1. 辻 明彦
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 生体内で行われる化学反応は全て酵素という蛋白質の触媒分子によって制御されている.すなわち酵素は生命活動を司る蛋白質であると言える.さらに酵素は機能性蛋白質として医学,食品,化学分野のバイオテクノロジーにおいても活用されている.この講義では,生物工学に必要な酵素学基礎について理解させる.

概要 必須

(日) 酵素の発見とその後の研究の歴史,酵素の種類と分類,酵素化学的特徴,補酵素の役割,反応機構,調節機構などについて化学的な面を中心に基本的な知見を講義する.

キーワード 推奨
  1. 酵素(enzyme)
  2. 触媒(catalyst)
  3. (日) 代謝調節
先行科目 推奨
  1. 生化学1([2006/[徳島大学.工学部.化学応用工学科]/[夜間主コース]]/->授業概要[2006/生化学1])
    必要度 任意
  2. 生化学2([2006/[徳島大学.工学部.化学応用工学科]/[夜間主コース]]/->授業概要[2006/生化学2])
    必要度 任意
関連科目 推奨
  1. 細胞生物学([2006/[徳島大学.工学部.化学応用工学科]/[夜間主コース]]/->授業概要[2006/細胞生物学])
    関連度 任意 0.200000
要件 任意

(日) 生化学1,2を履修しておくこと.

注意 任意

(日) 予習,復習をするように努めること.講義で理解しにくい点は,教科書や参考書等で学習するとともに直接質問すること.

目標 必須
  1. (日) 触媒分子としての酵素蛋白の特性を理解する.

  2. (日) 酵素の触媒活性の制御機構を理解する.

計画 必須
  1. (日) 酵素とは? 酵素研究の歴史,酵素の応用例

  2. (日) 酵素の分類と命名法

  3. (日) 酵素活性の定義と測定法

  4. (日) 酵素の触媒活性に影響する因子(温度,pH,イオン強度,金属イオン等)

  5. (日) ビタミン,補酵素の構造と機能

  6. (日) 酵素蛋白質の構造(ドメイン構造,サブユニット構造,生体膜との作用)

  7. (日) 酵素の生合成と翻訳後修飾反応の意義

  8. (日) 中間試験1(到達目標1の一部評価),問題解説

  9. (日) 酵素反応速度論:Michaelis-Mentenの式とKm,Vの算出方法

  10. (日) アロステリック酵素の生理的意義と速度論的解析

  11. (日) 速度論的解析による酵素阻害剤作用機構の解析(1)

  12. (日) 速度論的解析による酵素阻害剤作用機構の解析(2)

  13. (日) 酵素阻害蛋白質

  14. (日) 酵素の調節(量の調節と質の調節)

  15. (日) 中間試験2(到達目標2の一部評価), 問題解説

  16. (日) 期末試験(到達目標1, 2の一部評価)

評価 必須

(日) 到達目標達成度は中間試験40%,期末試験60%で評価する.到達目標項目1,2それぞれ中間試験20点,期末試験30点(計50点)で評価し,到達目標1,2の合計点を最終評価点とする.

対象学生 任意 他学科学生も履修可能
教科書 必須
  1. (日) 左右田健次編著「生化学-基礎と工学-」化学同人

参考資料 推奨
  1. (日) 「ヴォート生化学(上巻)」東京化学同人

  2. (日) 相坂和夫著「酵素サイエンス」幸書房

  3. (日) 遠藤克己·三輪一智著「生化学ガイドブック」南江堂

URL 任意
連絡先 推奨
  1. 辻 明彦
    オフィスアワー 任意
科目コード 推奨
備考 任意
  1. (日) 原則として再試験は実施しない.

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