授業概要: 2006/光応用工学計算機実習
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種別 | 必須 | 工学部•昼間 (授業概要) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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入学年度 | 必須 | 西暦 2006年 (平成 18年) | ||||||||||||||||||||||||||||||
名称 | 必須 |
(英) Optical Science and Technology Computation Exercise / (日) 光応用工学計算機実習 / (読) ひかりおうようこうがくけいさんきじっしゅう
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形態 | 不用 | |||||||||||||||||||||||||||||||
コース | 必須 | |||||||||||||||||||||||||||||||
担当教員 | 必須 |
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単位 | 必須 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||
目的 | 必須 |
(日) 計算機はあらゆる分野で不可欠であり,光技術者として計算機を用いた問題解決能力を養うことは重要である.ここでは,光学材料,光デバイスから光情報システムまでの光技術に関する基本的な課題に取り組み,計算機を有効に活用できる能力を高めることを目的とする. |
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概要 | 必須 |
(日) 以下の課題1及び課題2から各1題選択して計2題行う.各課題は7週間で実 施し,4年前期の前半7週間に課題1,後半7週間に課題2の実習を行う. 課題1 (a) 半導体レーザの設計と基本特性評価 光関連の技術に欠くことのできない半導体レーザの基本構造として,光共振器や光導波路がある.これらの素子の設計·特性評価に必要なプログラムの作成とシミュレーションを通じて,光の波としての性質とその利用方法の基本的概念を理解する.また,適当な半導体レーザ素子を設定し,パルス動作時の光出力特性等のシミュレーションから,レーザの基本特性を理解する.<関連の深い講義:光デバイス1,光導波工学,レーザ工学基礎論> (b) 分子シミュレーション入門 材料設計や物性予測に不可欠な手段となっているモン テカルロ(MC)法と 分子動力学(MD)法のうち,磁性体や合金,結晶表面のモデルとして 知られている二次 元イジングモデルのMCシミュレーションの実習を行う. <関連の深い講義:材料統計熱 力学2> (c) スペクトルシミュレーション さまざまな波長の光を用いて分子の電子状 態や構造 を明らかにする分子分光学において計算機が重要なツールとなることを理解 すること を目的とする.計算機の発達により,量子化学的計算から分子に特有のスペ クトルを 理論的に求めることが可能となった.ここでは,スペクトルシミュレーショ ンが実際 のスペクトルの解釈に必須である電子スピン共鳴(ESR)分光法において,与 えら れた パラメータからスペクトルを計算により求めるプログラムを作成する.<関連の深い講義:分光分析学> 課題2 (a) 光アナログ演算の基礎 光情報機器や光計測の 技術に欠くことのできない光で情報を伝えることで実現できる演算について,計算機 を用いて理解することを目的とする.レンズを用いた情報処理の基本となるフーリエ変換を計算することで,光アナログ演算により,変換される信号の関係を理解する. 画像の入力,フーリエ変換,処理結果の表示を行う一連のプログラムの開発,ならび に,プログラムの説明,動作結果,各自の役割を報告するwebページの制作をグループ別に行う.<関連の深い講義:光演算処理,信号処理> (b) コンピュータグラフィックスの基礎 ワークステーションのグラフィックス機能を利用してコンピュータグラフィックスの基本的な技術を習得することを目的とする.特に,現実感のあるグラフィックス表現を可能にするレイトレーシングアルゴリズムを習得する.<関連の深い講 義:画像処理,幾何光学> (c) ディジタル信号処理の基礎 計算機技術の発展に伴い,ディジタル信号処理技術は音声や映像などのあらゆる分野で必要とされる基礎技術となっている.ここでは,ディジタル信号処理の基本となる離散フーリエ変換とその高速演算アルゴリズムである高速フーリエ変換を習得することを目的とする.<関連の深い講義:画像処理,信号処理> |
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キーワード | 推奨 |
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先行科目 | 推奨 |
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関連科目 | 推奨 |
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要件 | 任意 | |||||||||||||||||||||||||||||||
注意 | 任意 |
(日) · 実習はすべて出席すること. · レポートを提出しなければ成績評価の対 象外となるので注意すること. · 限られた時間内で実習内容を理解して課題をこなす ことは困難であるので,予習をすること. · 受講者は上記の関連授業科目を履修して いることが望ましい. |
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目標 | 必須 |
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計画 | 必須 |
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評価 | 必須 |
(日) 実習は課題1及び課題2から各1題選択して計2題行う.1課題50点満点と し,総合評価60点以上を合格とする.一度でも欠席したり,レポートを提出しなければ成績評価の対象外となる.実習中における積極性,理解度及び,口頭試問の解答, レポートの提出状況と内容を総合して評価する.レポートの内容が採点基準に満たない場合,再提出を求めることがある.定期試験は実施しない.平常点は,実習中における積極性,理解度及び,口頭試問の解答,実習レポートの提出状況と内容を総合して評価する. 以下に, 各課題に対する評価方法を示す. 課題1(a) (担当: 原口 雅宣,岡本 敏弘)平常点(30%)およびレポート(60%),演習に対する積極性(10%)を評価する.レポートは,課題の重要性や解法の特徴とオリジナリティを説明しているか,適切な図表を使用しているか,読者に理解してもらう工夫があるか,考察を行っているかを重視して採点する.課題に対して「確からしい計算結果」を求めているわけではない. 課題1(b)(担当: 森篤史,柳谷 伸一郎) 出席(フェィス·トゥー·フェィスの 指導の結果)とレポートの割合を6対4として評価する. 乱数の扱いは自習の初期の段 階 でフェィス·トゥー·フェィスの指導を行なう. 他についても同様に, 実際にパター ンの発展を見ながら達成度を評価するが, 時間内 に課題をこなせなかった場合はプリ ントアウトされたもので評価する. 課題1(c)(担当: 手塚 美彦,岡 博之) 平常点 30%,実習中における理解度20% 提出されたレポートの内容50% 課題2(a)(担当: 早崎 芳夫,山本 裕紹) 成績評価:授業への取り組み(40%),webペー ジを利用したレポート 発表による報告(60%)で評価する. 課題2(b) (担当: 久保満) 実習中の演題の解答,レ ポートの提出状況と内容を総合して評価する. 平常点40%,演題点40%.レポート点 20%. 課題2(c) (担当: 河田 佳樹) 実習中における理解度20%,提出されたレポート内容80%.提出レポートには以下の内容が含まれ,その詳細について口頭で説明できることが必要である. · 構築したアルゴリズムについての説明及び,ソフトウェア仕様書·ソフトウェア仕様書に基づいたプログラム及び,実行例. · 作成プログラムのマニュアル |
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JABEE合格 | 任意 |
(日) JABEE合格は単位合格と同一とする. |
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JABEE関連 | 任意 |
(日) 光応用工学科の学習·教育目標「(B)基礎的実験技術の習熟と創造性」に関連する. |
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対象学生 | 任意 | 開講コース学生のみ履修可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||
教科書 | 必須 |
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参考資料 | 推奨 |
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URL | 任意 | http://www.opt.tokushima-u.ac.jp/std/class.html | ||||||||||||||||||||||||||||||
連絡先 | 推奨 |
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科目コード | 推奨 | |||||||||||||||||||||||||||||||
備考 | 任意 |
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