徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

1. 講義

1. 2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]

1. 大内 淑代

   肩書	任意	助教授([教職員.教員.本務教員]/[常勤]/平成19年3月31日までの肩書/〜2007年3月末日)

(日) 生物は遺伝情報に基づき生命を維持している．その基本は遺伝子の発現調節にある．そこで，遺伝子の構造と発現調節のメカニズムを理解し，バイオテクノロジー創成に向けての基盤的素養を身に付けることを目的とする．

(日) 遺伝子の本体である核酸の構造と遺伝子発現(転写，翻訳)の基本的プロセスと，様々な生命現象を司る転写調節機構について，特に真核生物について重点的に講義する．

1. 転写(transcription)
2. 翻訳(translation)
3. 複製(replication)

1. 基礎生物工学1([2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]])

   必要度	任意

2. 生化学1([2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]])

   必要度	任意

1. 遺伝子工学([2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]])

   関連度	任意

2. 細胞工学([2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]])

   関連度	任意

3. 酵素工学([2006/[徳島大学.工学部.生物工学科]/[昼間コース]])

   関連度	任意

(日) 生化学1を受講しておくこと．

(日) 予習，復習を行い積極的に学習し，ノートを作成すること．

1. (日) 遺伝子の構造と化学的性質を理解する．

2. (日) 遺伝子発現のプロセスと調節機構を理解する．

3. (日) 組換えDNA技術などの遺伝子工学的手法の基礎を学ぶ．

1. (日) 遺伝子とDNA(教科書第1∼4章)

2. (日) RNAと転写(1)(第5∼7章)

3. (日) 転写(2)(第5章)

4. (日) 遺伝子発現の調節(1)(第10章)

5. (日) 遺伝子発現の調節(2)(第10章)

6. (日) 遺伝子発現の調節(3)(RNAiとmicroRNA)

7. (日) 遺伝子発現調節(4)核内レセプター 中間試験(到達目標1,2の一部評価)

8. (日) 遺伝暗号と翻訳(1)(第8，9章)

9. (日) 翻訳(2)(第9章)

10. (日) DNA複製と遺伝物質の変化(第11，12章)

11. (日) 真核生物のゲノム(1)(第15章)

12. (日) 真核生物のゲノム(2)(第16,22章)

13. (日) 遺伝子クローニング(第20章)

14. (日) クローン化した遺伝子の解析(第21章)

15. (日) RNAワールドについて

16. (日) 期末試験(到達目標全ての一部評価)

(日) 出席率80%以上で，到達目標3項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする．達成度は中間試験(30%)，期末試験(70%)で評価する(出席点は加えない)．

(日) 原則として，再試験はおこなわない．

(日) 成績評価と同じ．

(日) 本学科教育目標(C)，(D)に対応する．

1. (日) ブラウン著「分子遺伝学」東京化学同人および講義中に配付するプリント

1. (日) Strachan/Read著「ヒトの分子遺伝学」メディカル·サイエンス·インターナショナル

1. 大内 淑代

   オフィスアワー	任意

1. (日) .