徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

1. 2006/[徳島大学.工学部.建設工学科]/[昼間コース]

1. 今井 仁司

   肩書	任意

(日) 複素関数論への入門講義として，複素変数関数の微分積分学を修得させる.

(日) 微積分で扱う対象を複素数変数の関数にまで広げ，正則関数および有理型関数の理論を展開することにより，実数の世界では困難であったある種の積分計算が複素数の立場からみると簡潔に処理されることを述べる.

1. (日) 複素数
2. (日) 正則
3. (日) 留数
4. (日) 極

1. 微分方程式1([2006/[徳島大学.工学部.建設工学科]/[昼間コース]])

   必要度	任意

2. 建設基礎解析演習([2006/[徳島大学.工学部.建設工学科]/[昼間コース]])

   必要度	任意

3. 基礎数学/線形代数学I([2005/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]])

   必要度	任意

4. 基礎数学/微分積分学I([2005/[徳島大学]/基礎科目群/[共通教育]])

   必要度	任意

1. 水の力学1([2006/[徳島大学.工学部.建設工学科]/[昼間コース]])

   関連度	任意

(日) 「微分積分学」の履修を前提とする．

(日) 講義内容を確実に理解するには，予習を行い，講義ノートをきちんととり，講義時間内に設けられた演習に積極的に取り組むこと．それ以上に，各自が普段から自主的に演習に取り組むこと．

1. (日) 正則関数の基本的性質が理解でき，留数の概念の理解とその応用ができる．

1. (日) 複素数

2. (日) 複素平面

3. (日) オイラーの公式，ド·モアブルの公式

4. (日) 複素数の極限

5. (日) 複素関数

6. (日) 初等関数

7. (日) 複素関数の極限

8. (日) 複素微分，コーシー·リーマンの関係式

9. (日) 正則関数

10. (日) 等角写像

11. (日) 複素積分，コーシーの積分定理

12. (日) 級数展開，テイラー展開

13. (日) ローラン展開，特異点，極

14. (日) 留数定理

15. (日) 実積分への応用

16. (日) 期末試験

(日) 期末試験の点数(100点を超えたときは100点にしたもの)が60点以上であれば，その点数を成績として合格とする．期末試験の点数が60点に満たない場合には，100点満点に換算した試験の点数を80%にしたものと平常点(講義と演習の取り組み具合を評価したもので20点満点)を合計し，その点数が 60点以上であれば60点を成績として合格とする．

(日) 【成績評価】 と同一である．

(日) 本学科の教育目標の3(1)に100%対応している．

1. (日) 林 一道『初等関数論』裳華房

1. (日) 犬井鉄郎·石津武彦『複素函数論』東京大学出版会

2. (日) 香田温人·小野公輔『初歩からの複素解析』学術図書出版社

3. (日) 殿塚勲·河村哲也『理工系の複素関数論』東京大学出版会

1. (日) 今井(A棟 220，088-656-7541，携帯電話やE-mail での問い合わせは受け付けない)

   オフィスアワー	任意	(日) オフィスアワー:木曜 14:00∼15:00