徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

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授業概要: 2005/家族社会学研究I

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EID
114447
EOID
581958
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0
LastModified
2011年4月11日(月) 18:34:17
Operator
大家 隆弘
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TRUE
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0
Owner
[教務委員会委員長]/[徳島大学.総合科学部]
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種別 必須 総合科学部 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2005年 (平成 17年)
名称 必須 (日) 家族社会学研究I / (読) かぞくしゃかいがくけんきゅう
コース 必須
  1. 2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.国際文化コース.歴史·社会サブコース]/[学士課程]
  2. 2005/[徳島大学.総合科学部.人間社会学科.地域システムコース]/[学士課程]
担当教員 必須
  1. 樫田 美雄
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 家族という対象を通して社会を理解するとともに,卒業後の人生選択時に役立つ実践的思考能力を獲得する.従来の家族社会学では,家族の近代化とイエの桎梏からの解放支援が課題とされていたが,近年その目標とされた「家族の近代化」の中身を再吟味すべきであるという主張が強まっている.理想とされた「家族愛」のなかに,大人による子ども支配や性差別の要因が含まれていたのではないかという疑いが生じているのである.本講義では,この近年の家族社会学の変化を踏まえ,家族システムをそれを含む社会システム全体の中に位置づけて考えていくことにしたい.

概要 必須

(日) 現代日本の家族と家族社会学の現在

キーワード 推奨
先行科目 推奨
関連科目 推奨
注意 任意

(日) 出欠確認は毎回行う.とりわけ,初回のオリエンテーションは重要なので,欠席しないようにせよ.欠席者には理由を問う.「ジェンダー研究(古川誠氏·セクシュアリティの社会学·集中講義2005年9月12日頃∼17日頃)」および「コミュニケーション研究」(岡田朋之氏··集中講義9月5日頃∼10日)は関連科目である.履修を強く勧める.但し義務ではない.「家族社会学研究I(概説·17年度開講)」と「家族社会学研究II(特論·18年度開講)」とは,隔年交互開講である.相乗効果があるので両方受講することが望ましい.家族社会学関連分野で卒業論文の執筆を考えているものは必ず両授業に出席し単位取得すること.全く専門的準備のない「思いつき」から,知的生産物としての「論文」までの距離は果てしなく遠いことを理解してほしい.

目標 必須
  1. (日) 家族に関わる現象を通して,現代日本社会の問題を考える.家族社会学の現下課題の概略を知る.

計画 必須
  1. (日) 以下の諸トピックに関して教科書以外の事例も交えながら解説·講義する.

  2. (日) 1 恋愛と結婚,再生産平等主義

  3. (日) 2 主婦の誕生,性別役割分業

  4. (日) 3 子どもの誕生,少子化,高齢化

  5. (日) 4 女子雇用と介護保険制度,スウエーデンと日本のシステム比較

  6. (日) 5 セクシャリティ研究の現在

  7. (日) 6 家族研究の諸方法とその意義

  8. (日) テキストにしたがって進めるが,随時マルチメディア教材を活用すると共に,討論の時間ももうける.

評価 必須

(日) 出席点+期末試験(公認指定カンニングペーパー方式)を基本とするが,理解のようすを見るために中間テストを行う場合もある.

再評価 必須

(日) おこなわない

教科書 必須
  1. (日) 教科書 落合恵美子『21世紀家族へ(新版)』有斐閣 1997

  2. (日) 参考書 山田昌弘『パラサイト·シングルの時代』筑摩書房 1999,井上輝子·江原由美子編 『女性のデータブック』有斐閣 1995,野々山久也·清水浩昭編『家族社会学の分 析視角』ミネルヴァ書房2001,他随時指示する.

参考資料 推奨
URL 任意
連絡先 推奨
  1. 樫田 美雄
    オフィスアワー 任意

    (日) 金曜日13時半∼14時半(予約優先待機併用方式.予約申込書は樫田研ドアに年度当初掲出する).

科目コード 推奨
備考 任意
  1. (日) 平成17年度開講予定(隔年開講)