徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

徳島大学ウェブサイトへのリンク

授業概要: 2004/地球表層物質論

ヘルプを読む

「授業概要」(授業概要のリスト)は,授業の概要を登録するテーブルです. (この情報が属するテーブルの詳細な定義を見る)

  • 項目名の部分にマウスカーソルを置いて少し待つと,項目の簡単な説明がツールチップ表示されます.

この情報をEDB閲覧画面で開く

EID
102024
EOID
379607
Map
0
LastModified
2007年12月28日(金) 20:39:16
Operator
大家 隆弘
Avail
TRUE
Censor
0
Owner
[教務委員会委員長]/[徳島大学.総合科学部]
Read
継承
Write
継承
Delete
継承
種別 必須 総合科学部 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2004年 (平成 16年)
名称 必須 (日) 地球表層物質論 / (読) ちきゅうひょうそうぶっしつろん
形態 不用
  1. 講義
コース 必須
  1. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.地学系サブコース]/[学士課程]
  2. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.物理系サブコース]/[学士課程]
  3. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.化学系サブコース]/[学士課程]
担当教員 必須
  1. 沼子 千弥
    肩書 任意 講師([教職員.教員.本務教員]/[常勤])
単位 必須 2
目的 必須

(日) 地球表層の地殻,水圏,気圏には様々な物質的相互作用が存在する.地殻を構成する岩石,さらにその構成要素である鉱物は固体物質であるが,その形成段階では固相反応とともに固-液または固-気相互作用も働き,これらが競争的に進む複雑な条件の中で最も安定な鉱物種が選択的に形成されている.また,鉱物が形成された後も地球表層物質との相互作用はとぎれることなく進行し,ある種の平衡系が成り立っている.本講義では,地球という複雑な集合体の中に存在する純粋な天然の無機化合物である鉱物の定義,地球表層物質における相互作用(特に鉱物形成に関連する事象),鉱物の結晶構造とその特性との関わり,地球表層物質としての鉱物の形成要因と役割について,その基礎的な理解を促すようわかりやすく解説する.また,地球表層の物質循環に大きな影響を与えている生物活動と鉱物形成の関連についても地球科学的視点から論じる.

概要 必須

(日) 鉱物をはじめとする地球表層物質と環境との相互作用

キーワード 推奨
先行科目 推奨
関連科目 推奨
注意 任意

(日) 学部3年生の専門科目として開講

目標 必須
  1. (日) 1.天然の無機化合物である鉱物の定義とその性質を理解すること

  2. (日) 2.鉱物形成に関わる化学的,物理的相互作用を理解すること

  3. (日) 3.生物系と非生物系で行われる鉱物形成のそれぞれの特徴を理解すること

計画 必須
  1. (日) 1.地球表層物質の基本である鉱物の定義

  2. (日) 2.鉱物の結晶構造と相図(同形,多形)

  3. (日) 3.地球表層物質における構成元素の分布状況

  4. (日) 4.環境に存在する元素の固体化 -鉱物化

  5. (日) 5.沈殿形成と結晶化プロセス

  6. (日) 6.元素の化学形と特性,酸·塩基反応とHSAB則

  7. (日) 7.共有結合,イオン結合,配位結合,金属結合

  8. (日) 8.地球表層の物質循環における生命活動の影響(生体濃縮,欠乏症と中毒)

  9. (日) 9.生物が行ってきた元素活用の戦略(無毒化,排出,積極的活用)

  10. (日) 10.蓄積元素の活用の場としての生物無機硬組織

  11. (日) 11.生体濃縮現象と生体鉱物化現象

  12. (日) 12.固溶体,鉱物と結晶構造

  13. (日) 13.鉱物の多様性と機能,結晶構造

評価 必須

(日) 出席,演習への取り組み姿勢やレポート,試験の結果から総合的に判断して評価する.

再評価 必須

(日) 原則として行わない.

教科書 必須
  1. (日) 教材あるいは参考書については,講義の中で紹介する.

参考資料 推奨
URL 任意
連絡先 推奨
  1. 沼子 千弥
    オフィスアワー 任意

    (日) 木曜日12時∼13時

科目コード 推奨
備考 任意
  1. (日) 開講年次:3

  2. (日) 開講学期:後

  3. (日) 2004年度は,木 3·4 開講