徳島大学 教育・研究者情報データベース(EDB)

Education and Research Database (EDB), Tokushima University

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授業概要: 2004/熱·統計力学II

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EID
101994
EOID
580060
Map
0
LastModified
2011年4月11日(月) 15:43:20
Operator
大家 隆弘
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TRUE
Censor
0
Owner
[教務委員会委員長]/[徳島大学.総合科学部]
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種別 必須 総合科学部 (授業概要)
入学年度 必須 西暦 2004年 (平成 16年)
名称 必須 (日) 熱·統計力学II / (読) ねつ とうけいりきがく
コース 必須
  1. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.物理系サブコース]/[学士課程]
  2. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.化学系サブコース]/[学士課程]
  3. 2004/[徳島大学.総合科学部.自然システム学科.物質·環境コース.地学系サブコース]/[学士課程]
担当教員 必須
  1. 小山 晋之
    肩書 任意
単位 必須 2
目的 必須

(日) 量子力学の完成によって確立された,原子·分子の世界を支配するミクロな基礎法則と熱力学を支配するようなマクロな法則とは,まったく異質な世界の法則のように見える.この異質な両者がどのように結びつくのかということに焦点を当てて,ミクロとマクロの両者を橋渡しする唯一の理論である「統計力学」の考え方を理解することを目的とする.熱力学では,物質の内部構造までは立ち入らず,そのマクロな性質や振舞いだけを対象として,それらの間に成り立つ法則や関係式を求めるという立場をとった.それに対して,統計力学では,物質を原子核·電子·原子·分子等のミクロな粒子の集合体として考え,確率·統計的な概念を用いて,そのマクロな性質が基礎づけられることを理解する.

概要 必須

(日) 統計力学

キーワード 推奨
先行科目 推奨
関連科目 推奨
注意 任意

(日) 「熱·統計力学 I」および1,2年時の物理系科目の既修を前提とする.「量子力学 I」および「物性科学 I」の受講が望ましい.ノ-トとレポート用紙を用意すること.

目標 必須
  1. (日) 構成粒子の集合体という微視的立場から巨視的な物質の性質を理解する.

計画 必須
  1. (日) 1.統計力学の基礎

  2. (日) 2.等確率の原理と熱力学的確率

  3. (日) 3.ミクロカノニカル集合の方法(1)

  4. (日) 4.ミクロカノニカル集合の方法(2)

  5. (日) 5.カノニカル集合の方法(1)

  6. (日) 6.カノニカル集合の方法(2)

  7. (日) 7.マクスウェル·ボルツマン統計

  8. (日) 8.中間試験

  9. (日) 9.グランドカノニカル集合の方法

  10. (日) 10.古典統計(1)

  11. (日) 11.古典統計(2)

  12. (日) 12.量子統計(1) フェルミ統計

  13. (日) 13.量子統計(2) ボ-ズ統計

  14. (日) 14.統計力学の応用(1) 黒体輻射

  15. (日) 15.統計力学の応用(2) 固体の比熱

  16. (日) 16.期末試験

評価 必須

(日) 出席状況,レポ-ト,中間および期末試験の結果について総合的に評価する.

再評価 必須

(日) 希望があれば行う.

教科書 必須
  1. (日) 教科書:長岡洋介著「統計力学」(岩波書店)

  2. (日) 参考書:久保亮五編「大学演習 熱学·統計力学」(裳華房)

参考資料 推奨
URL 任意
連絡先 推奨
  1. 小山 晋之
    オフィスアワー 任意

    (日) 水曜日 12時 ∼ 13時(これ以外に随時,教官室に居ればできるだけ対応します.)

科目コード 推奨
備考 任意
  1. (日) 開講年次:3

  2. (日) 開講学期:前

  3. (日) 2004年度は,木 3·4 開講